笠松競馬から新人騎手デビュー。名は明星晴大(ミョウジョウ セイダイ)。
最近知ったのですが、競輪選手の息子らしい。父親は愛媛(松山)所属の明星晴道。父親が189センチとかなり高身長なこともあって、170センチと騎手としては大柄。4月になったら見に行こうかと思います。背が高いから結構目立つはず。
でも、愛媛出身なら高知競馬が普通なのでは?明星自身、高知競馬を見て競馬に興味を持ったという。この辺りは岐阜新聞の「オグリの里」が当人に訊いてくれると思いますが、おそらく高知より笠松の方が騎手が手薄で、騎乗機会にも恵まれると教官に吹き込まれたのではないか…と。まあ確かに騎手は少ないですよ…でもね、馬も少ない。そんな中、愛知の騎手がぞろぞろやってくるものだから、結構厳しいところもあったりします。岡部はともかく、加藤聡一や塚本を乗せるんなら、地元の若手乗せろよ!…と言いたいところですが、力量差は承知しております。若手たちはどうしていい馬が加藤聡や塚本に流れてしまうのか、よくよく考えて欲しい。17歳という年齢も相まって明星も減量には苦しむかもしれませんが半ば愛知の植民地と化している笠松「独立」のため頑張って欲しいところ。ところで今開催、出馬表に長江の名前がないのですが……また負傷したのか?
笠松競馬「マーチカップ」の予想を。北陸、東海、近畿交流。金沢からの参戦はありませんが、兵庫から5頭、愛知から3頭参戦。1900メートル。第10R。16:25発走。
◎5枠5番 ツムタイザン(兵庫・杉浦)
▲1枠1番 セイルオンセイラー(愛知・友森)
△2枠2番 ツミキヒトツ(渡邊)
実績的にツムタイザンが抜けています。園田と姫路から出たことがない馬なので、輸送と初めての笠松がどうかという課題がありますが、普段通りのレース運びができれば勝ち負け必至でしょう。
サンライズラポールは昨年夏の「摂津盃」でツムタイザンから0.4秒差3着。その後の今回と同じコースである笠松「オータムカップ」(9月28日)で2番人気5着に敗れた。その後休養に入り、今年一戦叩いてここに臨みます。疲れが出たからかもしれないとはいえ「オータムカップ」の負けは気になりますが、今回は相手関係が幾分楽になっている。叩いた上積みがあれば。
セイルオンセイラーは中央3勝クラスで頭打ちとなり、愛知に転入してきましたが今一つ。ところが笠松でのここ2戦で急上昇。1800メートルの「ウインター争覇」を愛知のトップクラスであるコンビーニ相手に逃げ切ったので、この相手でも期待できる。あと、友森は笠松とは相性がいい騎手。
ツミキヒトツは昨年「東海ダービー」2着馬。昨年9月の「秋の鞍」で11着という屈辱のブービー負け以来。どこまで立て直されているか。
ドンアルゴスは中央3勝クラスからの転入。初戦は5頭立てながらかつての「岐阜金賞」勝ち馬ダルマワンサを撃破。次も2着と好走。中央は芝を走っていたので、ダートについては、とりあえず適性はあるといった感じでこの相手になると未知数。ただ、良く取れば未知の魅力があり、底を見せていないということ。
買い目は5を軸に三連複1、2、7、10に流して6点。三連単5→1、10→1、2、7、10で6点。計12点。