粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

渡邊竜也8連勝&笠松競馬「白銀争覇」予想

笠松競馬の渡邊竜也が、まだ笠松所属だった97年の安藤勝己を越える、騎乗機会8連勝を達成したそうで。

20日 第6R ハーイ(4番人気)

20日 第7R エイシンレア(1番人気)

20日 第8R コスモオピニオン(1番人気)

20日 第9R ゼンダンクラージュ(3番人気)

20日 第10R マリブコーク(1番人気)

21日 第2R バークエム(1番人気)

21日 第3R シャインフェアリー(3番人気)

21日 第5R サトノキャサリン(1番人気)

1番人気の馬が多いですが、ルメールではないけれど、渡邊が乗るから人気するのか。昨年10月に怪我で戦線離脱し、1月25日に復帰。翌日6勝。

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デビューから見ていただけに、記事を読むと、随分と大人びたなと思わざるを得ない。リーディングというよりも、ベテランのような受け答え。交流戦で中央の馬の依頼が来なかったことを気にしているようですが、どういうわけか記者も結構しつこく突っついてくる。別にいいじゃん、と思うのですがw。でも交流戦は勝ち馬が中央の場合、JRAが賞金を上乗せして中央の同クラス並みにするから、騎手の取り分も、地方騎手でも上乗せさせられるんでしょうね。

でも、怪我から復帰してよく乗れていると思います。というか、渡邊不在の間に下剋上は起きず、長江、深澤、東川、松本ジュニアら若手がなかなか伸びないので、笠松は相変わらず愛知の騎手たちの植民地にされている。春に2人入ってくるはずなのですが、頭数だけ増えても駄目。若手の奮起を期待したいところ。暖かくなったら笠松競馬場に行ってみようと思います。

それより気になるのが渡邊が出場しなかった第4Rの勝ち馬。メガバズーカランチ。


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要はコレでしょ?ただ、日本は馬名が9字までなので、”チ”で終わってしまっている。アニメでも、威力は凄いが当たらない、溜めないといけないので打つまでに邪魔される、とインパクトある見た目ほど活躍した印象がない。そんな馬?

 

久しぶりに笠松競馬の予想を。「白銀争覇」の予想を。1400メートル。第9R。15:55発走。

例年は笠松の年明け最初の開催にあったのですが、昨年は1月末、そして今年は2月に。いつ開催しても当たらない苦手なレースのひとつ。理由のひとつに、兵庫の馬が押し寄せてくるというのがあり、連覇を狙うサンロアノークを含めて今年も4頭やってきた。それが抜けて強いならまだしも、サンロアノークを含め微妙な馬が多い。要は「笠松の重賞なら」という面々。一方笠松勢でも一発ありそうな馬がいて、難しい。

 

◎5枠6番 サンロアノーク(兵庫・井上)

〇1枠1番 マラードザレコード(塚本)

▲7枠9番 ゴールドレッグス(愛知・岡部)

△6枠7番 スペシャトーク(馬渕)

×8枠12番 ソーラーフレア(今井)

 

本命にこそ兵庫の馬を選びましたが、5頭中3頭は地元笠松勢で。マラードザレコードは中央3勝クラスで頭打ちとなり移籍。ただ初戦で昨年「撫子争覇」を勝ったレイジーウォリアーに0.7秒差つける圧勝。騙馬とはいえ10歳だし、良くも悪くもまだ未知数ですが、一撃は期待できます。ただね……鞍上が厩舎の所属騎手である長江ではなく、愛知の塚本。ここに笠松の若手騎手の頼りなさを感じる。

スペシャトークと愛知ゴールドレッグスは中間の動きが良い。特に後者は追い切りでラスト11.1(一杯)という数字。「梅見月杯」は5着でしたが勝ち馬とは0.4秒とそれほど差はない。差し馬で笠松ははじめてなのでそこが鍵。土古の頃は名古屋と笠松、それほどコースに大きな違いはなかったのですが、弥冨に替わってからはコース形態も大きく異なった。

ソーラーフレアは元金沢の実績馬。金沢が開催していない時期に笠松で稼ぎ、おそらくは暖かくなったら金沢に帰ると思います。移籍初戦はスペシャトークに完敗しましたが、移籍2戦目で慣れが見込める。

買い目は上記5頭の馬連ボックス。◎が来たら当たってもトリガミですが、過去7年で1番人気は3回しか馬券に絡んでいない。つまり半分以上は沈んでいる。大荒れはないものの、小波乱は頻繁なレース。