粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

オマタセシマシタは秋まで笠松に居ては?

オマタセシマシタの笠松初陣は、オマタセ、ヤマジュンの3連複2頭軸総流しで、ハチミツプリン(7番人気)が来れば儲けもの…程度で遊べばいいのでは?と記しましたが、オマタセシマシタが念願の初勝利、2着にヤマジュンゲノム、そしてハチミツプリンよりちょっと人気があった6番人気サツキダンサーが3着。1番人気→2番人気→6番人気で3連複4,310円という激ウマ配当でした。私よりギャンブラーな人は3連単8,470円をゲットしていたでしょう。「シンデレラグレイ賞」と同じで、話題性あるレースなので、比較的簡単な割に投票数が多く、堅い決着でもいい配当がつく。馬連330円、馬単500円は鉄板決着にしてはかなり高い配当。第5Rは2頭多い9頭立てでありながら、1番人気→2番人気決着で馬連240円、馬単360円。ちなみに第3R終了時のブログ閲覧数を見たら、苦笑を禁じ得ない少なさでした。その僅かな方々が、私の予想を参考に美味しい配当をゲットできていればこれにまさるものなし。

レースについてですが、12時25分の第3レース、実質上明け3歳の未勝利戦で、勝ち馬の騎手が馬上でガッツポーズなんて、これまで笠松ではなかったでしょう。それだけ渡邊もプレッシャーがかかっていた。レースも圧勝とはいえませんでした。やっぱりズブい面が現れたし、直線も持ったままとはいかず、結構追い比べになった。1勝馬が集まった次の第4Rとは、同じコースで勝ちタイムが3秒も違った。金沢では4着とはいえもうちょっといい時計を出していたので、今回だけで実力を判断するのは早計ですが、使った上積みが幾らかあったとしても、次も勝って船橋へ……といくかどうか。勝ったとしても、船橋で通用するかどうかは相当怪しい。私個人は、笠松の話題になる云々を除いても、秋までは笠松に居ては思うのです。次勝ったレースが「ゴールドジュニア」(2月9日の2歳重賞。オグリキャップやトミシノボルンガ、ミツアキサイレンスラブミーチャンなど錚々たる名馬が勝ち馬に名を連ねている)というなら別ですが、自己条件を勝ったところで、南関の「羽田盃」や「東京ダービー」はおろか、そのトライアル競走にさえ出られないでしょう。まだ明け3歳、あっちこっち移籍を繰り返すよりは、ひと所で腰を据えて成長を促した方がいい。船橋に移籍するのは秋になって馬が出来上がってからでも遅くはないと思います。名鉄の線路下でのスタートを続けていれば、船橋に行ってからも発走の際ちょっとやそっとのことでは動じなくなる……かもしれない。

 

1月26日の競馬の結果

笠松競馬「白銀争覇」…馬単880円的中(10点)

1着 8番サンロアノーク(1番人気)◎

2着 4番アドマイヤムテキ(3番人気)▲

3着 10番プレイヤーズハイ(8番人気)

勝ちタイム 1:28.6(良)/昨年の勝ちタイム 1:29.9(良・ニホンピロヘンソン)

コースレコード 1:23.6(2016年)

 

しかし肝心の「白銀争覇」の方はオマタセのレースのようにウマーとはいかなかった。実はプレイヤーズハイはちょっと気にはなっていて、スタート直後大きくヨレて後手を踏んだときは「よし、これで1頭消えた」とほくそ笑んだのですが、元々後ろからの馬、最後の最後に突っ込んできた。アイメイドイットが上手く逃げられるかどうか一抹の不安があったのですが―実際バウチェイサーに先手を奪われ、道中押して一度はハナを奪ったが、結局バウチェイサーと仲良く脱落—、実績は同じく兵庫のメイプルグレイドの方が上だったので、アイメイドイットを切ってプレイヤーズハイかどうかは微妙でした。ただ、メイプルグレイドは1230メートルまでで、1400はどうかという懸念はあったので、アイメイドイットとは逆の、プレイヤーズハイのような差し馬を選ぶ手はなくもなかった。もうちょっと捻れば3連単16,210円も獲れたかもしれず、馬単を獲ったのでマイナスは少なかったのですが、下手な予想で大魚を逸した感はあります。

園田の馬にやられた分、園田の「兵庫クイーンセレクション」を、600円とはいえ3連複1点で獲り、マイナスは埋めましたが、なんか最近中央も含めて小銭をチマチマ稼いでばかりいる。でもハズれるよりかはよっぽどいいので、何とか「川崎記念」までこの調子が続けば。

 

ところで笠松競馬、関本玲花、折角はるばる岩手から来たんだから、もうちょっと乗せてあげてはくれまいか。