粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

笠松競馬「ジュニアクラウン」(2歳オープン)予想

笠松競馬「ジュニアクラウン」の予想を。2歳オープン戦(JRA認定)。笠松競馬所属馬限定のレースですが、騎手の半分は名古屋所属。いざ1着賞金250万円のオープン戦になると、東川や深澤、長江、及川ら若い騎手は乗せられないということか。名古屋の騎手を締め出せとは言わないけれど―そもそも及川入れても全部で10人だし―、賞金の高いレースで有力馬に名古屋の騎手ばかり乗せるというのも如何なものか。一方で名古屋の重賞やオープン戦はといえば、ほぼ名古屋の騎手だけだし。とはいえ今の笠松の騎手で頼りにできるのは渡邊と向山くらい……正直言うと私からすればどちらも頼りにできないのだが。その意味でも水野翔の件は痛恨だった。

今回半分を占める名古屋所属騎手のひとりが塚本で、2021年デビュー。要はまだ2年目。八百長騒動のブランクはあったとはいえ、長江より1年後輩。名古屋ではリーディング22人中7位で笠松でも19勝している。東川、深澤、長江は後輩にやられているのだから奮起しないと。

1400メートル。第10R。16:00発走。昔の大ヒットSF映画の名前から取ったのか?ゼイリブが抜けている。牝馬限定とはいえ道営の認定新馬戦を圧勝し、そのまま笠松に移籍。5頭立てとはいえ移籍初戦をとんでもない大差で勝利。9月22日「秋風ジュニア」も確勝級かと思いきや、ゲートに脚をぶつけて除外。幸いにも骨折等深刻な外傷ではなく、一ヶ月経て今回仕切り直し。追い切りもヘンに手加減されることなくこなしている。ゲートにてこずった挙句脚をぶつけたというところから、気性面がどうなのかな?と懸念もありますが、能力は絶対的に抜けている。ちょっとの不利は問題としないでしょう。「秋風ジュニア」のアクシデントがなければ、ここではなく11月1日の「ラブミーチャン記念」に出ていたかもしれない。ここを経由して出られないこともないけれど、ちょっと日程的に無理があるか。

◎5枠5番 ゼイリブ(丸野)

〇3枠3番 ボルドーユニコーン(今井)

▲2枠2番 ビリーヴィン(向山)

△7枠7番 ボルドーネセバル(渡邊)

×7枠8番 ツキミヒトツ(加藤聡)

ボルドーユニコーンは「秋風ジュニア」で4着。それでも2着の「ボルドーネセバル」より印を上にしたのは脚質。後ろからなので差して届かずというレースが目立つのですが、今回ゼイリブという圧倒的な逃げ馬がいる。逃げ馬かどうかはわかりませんが、能力的にまず先頭に立つ。前を走る馬はゼイリブを追いかけた挙句潰れる可能性がある。そうなるとボルドーユニコーンの末脚が活きる。もうひとつ言えば、ゼイリブがブランクで最後失速するようなこともあれば差し切りもある。

ビリーヴィンは笠松デビュー。2戦2勝で認定OPを勝利、ボルドーユニコーンを降した。底を見せていない魅力はあるのですが、メンバー中最も間隔が空いている。素質的には上位なので先々を楽しみにさせてくれるレース振りを期待。

ボルドーネセバルは「秋風ジュニア」2着なのですが、ゼイリブの移籍初戦で2着とはいえ2.2秒差つけられた。とはいえ道営では(1.1.0.1)と認定新馬戦2着の実績もある。勝ち負けを演じられるパンチ力には今のところ欠けますが、崩れることはない。

穴馬候補に「秋風ジュニア」3着ツキミヒトツ。笠松生え抜き。逃げ馬なのですが、勝った新馬戦以外は最後粘りを欠いて失速。ただ、ボルドーセネバルとは0.2秒差の「秋風ジュニア」は2番手から粘りを見せて馬券圏内に留まった。粘りを見せることができれば。

3着辺りになるとちょっとわからない。1番モズマンマミーヤ、9番セイグラジットを含め、上手く立ち回って最後まで脚を保ち続けることのできた先行馬では。

 

買い目は三連単5→3→1(モズマンマミーヤ)、2、7、8、9(セイジグラット)の5点に

馬単5→2、3、7、8。3→5。計10点。