粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

阿岸潤一朗騎手についての、本当にどうでもいい話

6月9日の競馬の結果

笠松競馬「飛山濃水杯」…ハズレ

1着 9番ヒロシゲウェーブ(4番人気)△

2着 7番メイショウシルト(2番人気)▲

3着 3番ストームドッグ(3番人気)〇

 

6月11日の競馬の結果

中央東京「エプソムカップ」…ハズレ

1着 15番ジャスティンカフェ(1番人気)◎

2着 17番ルージュエヴァイユ(7番人気)

3着 2番マテンロウスカイ(4番人気)▲

 

ネットオークションで10万円出してガンダムのプラモデルの完成品を落札しました。その10万円を安田記念エプソムカップと「飛山濃水杯」を的中させて調達しようと思っていたのですがすっかりアテが外れてしまい、カード支払い期日が近いので闇バイトでもはじめようかと思っているカスPでございます。

で、闇バイトで犯罪おかした若者が逮捕されたというネット記事のコメント欄に「若いんだから仕事はいくらでもあるんだし、真面目に働けよ」とよく書かれるのですが、真面目に働くのが馬鹿らしい世の中ではある。物価は上がるのに賃金は上がらない。電気代は跳ね上がり、夏になればエアコンつけるのも戦々恐々でしょう。そのうえ岸田文雄は、一部の限られた人たちや外国には惜しげなく金をばら撒き、その分を庶民への増税で補おうと目論んでいる。政界は迷走を極め、財界の天上人たちは下界には無関心。経済同友会の新浪だっけ?40歳定年制をぶちまけたのは。浮世離れしているとしか思えない。だから下界を気にかけているように装っても、どこかズレている。

一方でユーチューバーとかがネットで持て囃され、何かちょっと面白いコトをやれば莫大な金が転がり込んでくるように見えてしまう。とはいえ大半の人はカネになるような「面白いコト」が思い浮かばず、かといって真面目に働いても報われない。西のドンパチは終わる気配なく、かつての世紀末より世紀末らしい昨今、先の見えない若者が犯罪に駆られるだけの素地はあるのですよ。

私ですか?

そもそもSNSを一切やっていないので、

闇バイトの求人に接する機会がない

ちなみに10万円は手放してもいい物をネットオークションで幾つか売って既に調達しましたのでご心配なく。

ボヤキはここまでにして、「飛山濃水杯」のストームドッグ、3番人気3着で、アタマで流した私はハズれましたが、馬が強いことはよくわかりました。3コーナー辺りから馬渕が稀に見るような馬上踊りを披露しても3着に入着した。見た感じズブいところがあるのかもしれませんが、あんな踊るというよりも暴れるような、体動かしまくる追い方していれば、馬も嫌になってくるよ。私は馬券にはならなかったけれど、よく最後追い上げてくれたと感心してしまう。

その馬渕が帰ろうとしないホッカイドウで「北海優駿」が行われました。道営のダービー。とはいえ私は道営はわからないので一切買いません。まぁ宮平が出場するなら応援馬券くらいは買ったかもしれませんけれど。

だから結果しか見ていないのですが、ある騎手の名前がちょっと気になった。

阿岸 潤一朗。

ルーキーなのにダービーに出場するのだから、相当期待されているのかな?現時点で10勝。笠松の松本一心も10勝ですが、乗り手不足の笠松と、騎手の層が厚いホッカイドウでは違うのでしょう。少なくとも、レースで馬上踊りの派手なパフォーマンスを披露してくれることはないはず。

気になったのは下の名前ではなく「阿岸」という姓の方。どうして気になったか?ありふれた苗字ではないけれど、「武士沢」とか「山林堂」のようなインパクトはない。

 

信長の野望 全国版」。

それが阿岸と何の関係があるのか?

このゲーム、昔、前のブログで紹介し、近々「真夜中のカスP」に、最近やったスマホのアプリ版も加えて再掲載しようかと思っているのですが、最初の「信長の野望」には配下武将がいません。大名だけです。じゃあ謀叛が起こって元いた大名が倒されると、誰が出てくるのかというと、コンピューターが架空の武将をこしらえて登場させるのです。第35国で謀叛が発生し、山名豊国(実在の大名)が倒され、吉平という架空の大名が出てきた。要は山名の配下に吉平という武将がいて、それが下剋上で主を倒してのし上がってきたという設定。

この架空武将の名は、予め用意された一定の漢字をコンピューターが組み合わせます。苗字の上は「大」とか「黒」とか「松」とか「北」とか。下は「井」とか「山」とか「田」とか「藤」とか。だから「松山」とか「黒田」とか組み合わされて出てくる。名前は「義」とか「孝」とか「盛」とか決まった漢字を、倒した大名の下の名と組み合わせることが多い。だから山名豊”国”を倒したこの大名のフルネームは「吉平義国」とかのはず。「とかのはず」というのは、「吉平義国は死亡した」と、戦いに敗れる等して死なないとフルネームが表示されないから。死んで退場するときにフルネームがはじめてわかるというのも何だかモブらしくて哀れ。

ところがその用意された苗字の漢字の上段に「伊」とか「阿」、下段に「葉」とか「岸」とか「部」とか「平」というちょっと変わった字もある。うまくハマれば「伊藤」とか「阿部」とか「松平」とか、もっともな苗字になるのですが、ランダムで組み合わせるので「伊部」とか「阿葉」とか、この「吉平」のように、探せばいないことはないだろうけど……的な、ビミョーな苗字が出来上がることがある。「阿岸」という苗字、「全国版」のモブ大名で時々出てきたのです。だから出馬表でこの阿岸という名前を見たとき、「信長の野望 全国版」久しぶりにプレイしようかな……と。ちなみにアプリ版はひどかった。

どうも日本人というのは世界で一番苗字が多い民族だとか何とか。「百姓」という言葉が漢文で時折出てくるのですが、これは農民のことではない。世の中の庶民全般のことを指すのです。「世説新語」で、義興という土地では周処(三国志に登場する呉の周魴の息子)、湖の大蛇、山中の虎と三つが「皆暴犯百姓」と記されている。ここでいう「百姓」が地元の人たちという意味で、ならず者の周処と大蛇と虎の皆が地元の人々を苦しめているということ。知恵のある人がこの3つを争わせたのですが、最後生き残ったのが、一番死んで欲しかった周処だったから「百姓」はがっかり。一方、周処の方はというと、自分が大蛇や虎より忌み嫌われていたと知ってさすがにショックを受け、陸遜の子孫である陸清河に教えを請い、後に晋で知らぬ人のない文武両道の名将となりました(しかし司馬肜という愚かな王族のせいで非業の死を遂げる)。中国は苗字が多いようにみえて、実はせいぜい100種類くらいだ、ということで中国人全般を「百姓」と表現します。日本では農民が圧倒的に多かったことから、そのまま農家を指す言葉になったのでしょう。

 

それだけの話。たまにはこういうどうでもいい話をしたいときもあるのです。

 

ロボだっち氏が送ってくれた「りっちゃん」。

しまった!先を越されてしまった!というわけで、明日か明後日辺りに他の画像も「真夜中のカスP」の方に載せますので。