粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜東京メイン「ジャパンカップ」(GⅠ)予想

11月24日の競馬の結果

兵庫(園田)競馬「兵庫ジュニアグランプリ」…馬連1,810円的中(10点)

1着 3番オマツリオトコ(2番人気)▲

2着 2番スペシャルエックス(5番人気)×

3着 8番デステージョ(6番人気)

勝ちタイム 1:29.0(重)/昨年の勝ちタイム 1:29.7(セキフウ・稍重)

コースレコード 1:25.3(2020年)

 

まさか単勝1.7倍の本命トレドがレース開始からほどなくして競走中止とは。出脚が悪く、あれ?と思ったのですが……その後安楽死処置が取られたらしい。デビューから2戦圧勝で、2勝目のプラタナス賞は1勝クラスとはいえダート若駒の出世レース。こういう一転奈落の底という不運がこの世にはある。片やオマツリオトコの方が思いのほか出脚が良く、スムーズに好位につけて、逃げたスペシャルエックスをかわして勝利。スペシャルエックスはトレドがいない分楽ができた。後を追った対抗エコロアイはやはり1400メートルもたなかったのか。

 

総理、先週のマイルCSの予想が

レース前に公開されなかったことについて…

権兵衛:今後このようなことがないように

カスに指示を出した。

 

一方、そのカスはというと……

先週の的中で完全にダミアンの狂信者と化していた。

 

ジャパンカップの予想を。

傾向として、

①2006年ウィジャボード3着以来、外国馬は馬券に絡んでいない。

②近10年中6年、1枠が連に絡んでいる。2枠も含めると7年。逆に8枠は2012年を最後に馬券に絡んでいない。内枠有利、外枠不利の傾向が顕著。

なのですが、今年は1枠は2頭とも外国馬。それに、外国馬が来ないといっても、近年はあまり有力な外国馬が来なかった。今年の外国馬は4頭。出走を噂されていた今年の凱旋門賞勝ち馬アルピニスタは結局来ませんでしたが、極悪馬場のタフな凱旋門賞を勝ってここに来たところで日本の馬場に戸惑って2桁着順に沈み、キャリアを汚すのは目に見えている。今年の日本のダービー馬と同じ轍を踏む必要はなく、賢明な判断。とはいえ来た4頭はどれも取捨選択が難しく、いらないと断言できる馬がいない。というのも、今年は日本勢が比較的手薄。現時点で1番人気がGⅠ未勝利の3歳馬ダノンベルーガ天皇賞3着だったとはいえ、メンバー的にあまり強調できない。昨年のダービー馬シャフリヤールはその天皇賞でダノンベルーガに0.4秒差つけられた5着。しかもダノンベルーガ、シャフリヤールともに7枠。両陣営とも表向きは気にしていないようですが……。

 

<逆神の権兵衛の予想。単勝人気とオッズは前日のもの>

過去2年、実力的に抜けた馬3頭の3連複1点張りで当たる簡単なレースだったのが、今年は一転して実績か前走に不満のあるメンバーばかりと混戦模様。こうなってくると、外国馬も完全無視とはいかないだけに、さてどうしたものか…

 

前走天皇賞秋5着なのと外枠は微妙も、腐ってもダービー馬で

◎7枠15番 シャフリヤール(C・デムーロ/1番人気 4.5倍)

重賞勝ちは春の共同通信杯だけとはいえ、一応天皇賞3着は評価して

○7枠14番 ダノンベルーガ(川田/1番人気 4.5倍)

前走京都大賞典で初重賞勝ちも常に上がり最速の末脚怖い

▲3枠6番 ヴェラアスール(ムーア/3番人気 4.6倍)

重賞好走は前走アルゼンチン共和国杯2着のみも、東京コース10戦中着外1回の手堅さ不気味な

△5枠10番  ハーツイストワール(武/11番人気 28.9倍)

相手関係が全く未知も圧勝続きが不気味なドイツ馬

×4枠7番 テュネス(ムルバザエフ/7番人気 17.4倍)

に絞って、馬券は

6、7、10、14、15

の3連複ボックス計10点で参ります。今年何回目だろうか。本日府中に直撃して24個レース全部予想はハズレ。予想の当て方が分からない…orz

(メンバー構成が難解過ぎて勝負する気になれず、7割方3連複で適当に1点勝負でやったら、当たるものも当らないのは確か。)

 

<カスPの予想>

◎3枠6番 ヴェラアズール

〇2枠3番 ヴェルトライゼンデ(ダミアン様/4番人気 4.9倍)

▲7枠15番 シャフリヤール

△3枠5番 グランドグローリー(ギュイヨン/13番人気 39.7倍)

△1枠2番 オネスト(ルメール/6番人気 13.7倍)

×1枠1番 シムカミル(ブノワ/10番人気 28.6倍)

 

全部外国人騎手。ヴェラアズールはGⅠ勝ちはおろか、3歳時にはクラシック路線とも無縁で、地道に条件戦を勝ちあがって、前走重賞初挑戦の京都大賞典(GⅡ)を勝利。傾向的には難しいのですが、とにかく上がりが速い。決め手勝負になりそうな今回、昇り馬に賭けてみたい。

ヴェルトライゼンデは2枠。屈腱炎による1年4か月ぶりの鳴尾記念(GⅢ)を勝利。しかしオールカマー(GⅡ)は2走ボケなのか7着。重賞勝ちはその鳴尾記念のみなのですが、一昨年ダービー3着。それなりの位置からそれなりの末脚を繰り出せる。一昨年最後方に近い位置からコントレイルの0.3秒差2着に来た神戸新聞杯のような脚を、そこそこの位置から出せれば。

昨年3着のシャフリヤールは天皇賞5着をどう評価するか。

そのシャフリヤールにタイム差なしながらプリンスオブウェールズ(英GⅠ)で先着したグランドグローリーは、日本勢が壊滅した凱旋門賞5着。馬場云々もあるでしょうが、昨年ジャパンカップ5着は軽視できない。3着のシャフリヤールからは0.3秒差。

そして1枠の外国勢2頭。ともに3歳馬で斤量55。オネストは最後の直線、日本の馬場で末脚を繰り出せるか?最近勢いがないとはいえ、日本のコースを勝手知ったルメールが鞍上というのは買い要素。一方逃げ馬のシムカミルは今年のダービー馬ドウデュースが4着に敗れたニエル賞(仏GⅡ・凱旋門賞の前哨戦的レース)の勝ち馬。しかし凱旋門賞には出ず、ここに来た。最内なのが恐ろしいのと、あと外国勢には珍しく乾いた馬場を希望していて、極悪馬場の凱旋門賞は回避して正解だったと陣営は述べている。日本の馬場が合うかどうかは別ですが、目立った同型が見当たらないだけに。

買い目は6を軸に三連複1、2、3、5、15に流して10点。印が回らなかった外国馬テュネスはドイツ馬だけに日本の馬場適性が掴みづらい。ただ、前走地元のGⅠを2着馬に1.6秒差と圧勝。7番人気もそこから来ているのでしょう。江戸の敵を長崎で…じゃないけれど、ワールドカップの敵をジャパンカップで…という結果なきにしもあらず。「江戸の敵を…」という諺は、思いもよらないところで逆襲されるという意味があるのですが、サッカーで負けたから競馬で逆襲するというのは確かに思いもよらないわけで。

 

<モリアテ教授の予想>

調教絶好 6

調教不調 4

◎ 5枠10番ハーツイストワール

勝負馬券は10単複