粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

笠松競馬「ブルーリボンマイル」予想

3月3日の競馬の結果

中央阪神大阪城S」…ハズレ

1着 4番ステロヴェローチェ(5番人気)

2着 9番デビットバローズ(3番人気)

3着 5番ショウナンマグマ(7番人気)

勝ちタイム 1:45.4(良)

 

本命ピンハイ12着。終始後ろにいただけ。オニャンコポンも5着。

中央では新人8人がデビュー。うち柴田裕一郎が初勝利。変わり種は調教助手から障害オンリーでデビューした33歳坂口智康。身長172.5センチ。JRAの写真が爽やかすぎるw。一昨年障害オンリーでデビューした小牧加矢太も父親(160センチ)と違って171.4センチという騎手の中では高身長の部類。今年既に5勝と存在感を増している。坂口は小倉の未勝利に出て12頭中8着。「かきつばた記念」ではダメダメだった森が、障害ではちゃんと2着、小牧加矢太は1番人気を背負いながら3着。

 

笠松競馬「ブルーリボンマイル」の予想を。1600メートル。第9R。15:45発走。

「グランダム・ジャパン」古馬シーズン対象の新設重賞で、牝馬限定の全国交流。笠松は2歳シーズンの「ラブミーチャン記念」だけだったのですが、古馬シーズンを春、秋に分けて春のクライマックスを川崎「エンプレス杯」にしたことにより、高知の「レジーナディンヴェルノ賞」とともに新設。更に交流牝馬GⅢの「TCK女王盃」が兵庫に移って、グレードもそのままに「兵庫女王盃」に。これで兵庫は交流重賞が4つ。あの忌まわしい八百長事件さえなければ、兵庫ではなくフルゲート12頭になった笠松に来て、「笠松女王盃」として交流重賞復活になったかも?……そう考えると、あの八百長事件の影響はまだ色濃く残っているということ。

大井2頭、ホッカイドウ1頭、名古屋2頭。そしてそれを地元笠松勢5頭が迎え撃つのですが……他場馬たちの争いに、ベニスビーチがあわよくば…といった感じ。

 

◎5枠5番 コンビーノ(愛知・塚本)

〇6枠6番 ジュランビル(大井・渡邊)

▲4枠4番 グレースルビー(大井・達城)

△8枠10番 ウワサノシブコ(ホッカイドウ・桑村)

×7枠8番 ベニスビーチ(岡部)

 

勝つに至るかどうかは微妙ですが、安定感と地の利でコンビーフ、もといコンビーノを本命に。南関や道営の馬相手でも、このレべルの相手なら格好はつけてくれるのでは?

実績は昨年のグランダム・ジャパン優勝のジュランビルなのですが、休養明けの急仕上げっぽい。昨年のグランダム・ジャパンで各地を転戦しているので輸送は問題ないのですが、金沢「読売レディス杯」4着、愛知「秋桜賞」3着と、抜けて強いわけではなく、佐賀、園田、金沢、愛知と相手関係が比較的楽な他地区で、せっせとポイントを稼いだ結果の優勝。それはそれで充分評価できるのですが、地元南関では掲示板も無理なのが実情。ここは相手も相手なので、順当勝ちも勿論ありですが、ドボンもあるかも。

グレースルビーは船橋クイーン賞」(牝馬交流GⅢ)5着ですが、8頭立てだし勝ち馬から2.7秒差であまり強調できない。この馬も南関ではB1まで。とはいえこのメンバーなら上位。スピードで押し切れる。あとは輸送と、笠松コースに慣れていない鞍上がそつなくこなせるかどうか?

ウワサノシブコは南関時代は「ユングフラウ賞」を勝ち、「ロジータ記念」2着。しかし今ではホッカイドウでもA-1で入着級。「ブリーダーズGC」(ホッカイドウ交流GⅢ)5着も、グレースルビーの「クイーン賞」5着同様、あまり強調材料にはならない。ただ、5走前は牝馬OPの「ノースクイーンカップ」2着。一発はあるし、愛知の騎手に依頼せず、地元から桑村が来る以上色気は持っている。

穴馬指名にベニスビーチ。「ベニスの商人」の「ベニス」ことヴェネツィアではなく、カリフォルニア州のビーチ。笠松勢で他場の馬と渡り合えそうなのはこの馬だけ。負傷除外明けですが、あまり影響はなさそう。近走の成績も微妙ですが、もうちょっとやれていい馬だと思います。

 

買い目は5を軸に三連複4、6、8、10に流して6点。ジュランビルがコケてベニスビーチが食い込んでくれば、それなりに配当つくと思うのですが……軸馬がコケれば意味ないし。