粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

「西日本ダービー」を考え直すときが来たのでは?

6月28日の競馬の結果

大井競馬「帝王賞」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 三連複870円的中(10点)

1着 4番メイショウハリオ(2番人気)カス▲ 権▲

2着 2番クラウンプライド(4番人気)カス△ 権〇

3着 1番テーオーケインズ(1番人気)カス〇 権◎

 

というわけで、

春最後のGⅠ「帝王賞」も

ハズしてしまったので、

秋のGⅠが始まるまで

お遍路さんに行って参ります。

……え?まだGⅠがひとつ残ってる?

 

ジュンライトボルト……ワールドプレミアもそうでしたが、馬主が不祥事を起こすと途端に不調に陥る。ワールドプレミアは天皇賞春は勝ったけれど、それ以降は散々だった。別に馬は飼い主がどうこうなんて知る由もないはずなのに……。

帝王賞」の前日、金沢で「石川ダービー」が行われました。「ジャパンダートダービー」は7月12日で、2週間しか間がない。これって完全に「ジャパンダートダービーなんか知りません。中央と南関の馬で勝手にやってください」という感じで、日程からして「JDD」をハナから無視。NAR公式のHPで「ダービーシリーズ2023」と、各地のダービーを特集していて、

—8つの競馬場で開催されるダービー競走

『ダービーシリーズ』

3歳ダートクラシック路線の頂点である

7/12(水)ジャパンダートダービーJpnⅠ(大井)に向けて

全国の3歳馬たちが熱戦を繰り広げます。

 

東京ダービー」勝った馬以外は

JDDなんか行く気ないから。

 

東海ダービー」の勝ち馬—マジで名前忘れた―も、勝った直後に行かないことを表明。来年から「羽田盃」と「東京ダービー」が交流GⅠになるそうですが、これもおそらく中央と南関の馬しか出ないでしょう。大井の「雲取賞」、「京浜盃」がそれぞれ交流GⅢ、GⅡに。ダートのクラシック3冠などと盛り上がっているのはJRAと南関くらい。その南関の関係者やファンも、伝統の「羽田盃」や「東京ダービー」に中央の馬がヅカヅカ踏み込んでくることをどう思っているのでしょう?これで的場文男の「東京ダービー」制覇はほぼ不可能。奇特な中央馬のオーナーが的場御大を乗せる可能性もなきにしもあらずですが、中央馬で勝って果たして念願の「東京ダービー」制覇と胸をはれるのか?

個人的には「西日本ダービー」をもっと盛り上げるべきだと思うのですが、このレース、基本ご当地デビューの馬しか出場できないという「縛り」がある。地方デビューの馬を応援する意味が大きいのですが、東の「ダービー」に出られる馬が実力的に限られているだけに、ご当地デビューの馬でなければ、地元「ダービー」以降の目標がなくなってしまう。岩手に「ダービーグランプリ」があったのですが、「不来方賞」の交流GⅡ昇格と引き換えのような形で今年を限りに廃止される予定です。「東海ダービー」なんてまさにそうなのですが、勝った後は笠松「岐阜金賞」行って、以降フェードアウト……な馬ばかり。3歳明けまでに地方に在籍していれば「西日本ダービー」の出走OK、と緩和するのもひとつの手でしょう。南関以外の各地の「ダービー」の価値を高めるためにも、NARや西日本の競馬場主催者たちは何かしか考える必要があるのでは?

 

ロボだっち氏が作ったあずささんのAI画像。他にも見たいという方は「真夜中のカスP」へどうぞ。