粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

大井競馬「ジャパンダートダービー」(3歳交流GⅠ)予想

権兵衛:このネタは昨日で

終わりのはずでは…?

カス:んなワケねえだろ。

このネタで半年は

引っ張ってやるぜ!

 

でもこのネタ自体、半月で沈静化しているような。

大井競馬「ジャパンダートダービー」の予想を。2000メートル。第11R。20:10発走。

来年からは名前を「ジャパンダートクラシック」と替えて10月に移動。「ジャパンダートダービー」としての予想は最後。

私が初めてこのレースを買ったのは2005年。本命はドンクールだったのですが、5着に敗れ、勝ったのはカネヒキリ。翌2006年の本命はヤマタケゴールデンだったのですが、これまた6着に敗退。当時はまだ馬券のネット販売がなく、夜、旧名古屋競馬場のスタンドで、ドットの欠けた「グランビスタ」で観戦しました。一番印象に残っているのは2010年の勝ち馬マグニフィカ。船橋所属で、地方馬による交流GⅠ制覇という快挙を成し遂げた(昨年までの24回で、地方馬の勝利はマグニフィカを含め6回)。当然当年のNARグランプリの3歳最優秀馬に選ばれたものの、その後おちぶれて、吉田照哉に捨てられ、当時は経営難で存廃問題に揺れていた笠松に移籍。まさかGⅠホースが笠松に!?と驚いたものでしたが、そこでも全く結果を出せず、あちこちの競馬場を盥回しにされた挙句消えていった。そういうGⅠホースもいるわけです。

目玉は大井のミックファイア。無敗の「東京ダービー」馬で、中央伏竜S(3歳OP)3着のヒーローコールを「羽田盃」、「東京ダービー」でともに1.2秒差と子供扱い。地方馬3歳では紛れもなく最強でしょう。これが中央馬相手に同じようにいくかどうか…?

ただ、今回はユニコーンS上位馬が、勝ったぺリエール含め1頭も参戦せず、6着のオマツリオトコが最高。UAEダービーを勝ったデルマソトガケも出ず、ミックファイアにとっては追い風。

 

<逆神の権兵衛の予想>

ミックファイア南関東3冠制覇なるか?に興味が集まるが、対する中央勢もオープン以上の勝利実績ある馬多く多士済々。穴っぽいところで古馬混合2勝クラス勝ち馬も魅力タップリ、とすごく悩ましい一戦。手広く広げて一発あれば、とスケベ根性丸出しで予想をば。

 

南関東2冠馬で、その勝ち時計もこのレースの勝ち時計に匹敵するくらいに速い

◎6枠6番 ミックファイア(大井・御神本)

はさすがに消せない。次に前走2勝クラスの時計がそれなりに速く、前に行ければ面白い

○3枠3番 テーオーリカード(JRA・岩田望)

を抜擢。

以下、ペース速いと不安も逃げて3連勝兵庫チャンピオンシップ勝ちの

▲6枠7番 ミトノオー(JRA・武)

初の地方コースと距離延長課題も4戦3勝2着1回の安定感は捨てがたい

△5枠5番 ユティタム(JRA・川田)

近2走案外も、3走前のJBC2歳優駿勝ちから地方コースなら、の狙いで

×7枠8番 ゴライコウ(JRA・幸)

を加え、馬券は

3、5、6、7、8

の3連複ボックスの計10点で参ります。これで前日時点でオッズが約3倍の5-6-7で決まったら…知らん。(←おい)

 

<カスPの予想>

◎6枠7番 ミトノオー

〇6枠6番 ミックファイア

▲5枠5番 ユティタム

△8枠11番 キリンジ(JRA・藤岡佑)

△3枠3番 テーオーリカード

ミトノオーは「兵庫CS」(園田・3歳交流GⅡ)でキリンジに1.0秒差つけての圧勝。その前に伏竜Sで3着ヒーローコールに0.8秒差つけて勝利。問題は位置取り。おそらくテーオーリカードがハナを主張してくるからそれを退けられるか?退けたとしてもおそらくミックファイアが番手でつけ狙ってくるでしょう。ただ鞍上は武豊。その辺りは充分承知のはずで、何か考えてくれているはず。

ミックファイアは2000メートルの同コースを伏竜S3着馬相手に圧勝。中央勢に2000メートルで実績ある馬がいないだけに、その点は心強い。ここで勝てば、今年のJBCはおろか、中央のチャンピオンズカップも視野に入ってくる。

ユティタムはデビュー戦でぺリエールにぶつかってしまい、0.6秒差で敗れましたが以降3連勝。ミトノオー、ミックファイアと強敵が相手となる今回が試金石。

買い目は7を軸に三連複3、5、6、11に流して6点。

それから馬単7→6、6→7で計8点。