粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

さらば山下達郎

7月9日の競馬の結果

中央中京「プロキオンステークス」…三連複2,080円的中(10点)

1着 7番ドンフランキー(2番人気)〇

2着 10番リメイク(1番人気)◎

3着 16番オメガレインボー(5番人気)△

 

追い切りだけ見ると大丈夫なのか?というドンフランキーでしたが、稍重の馬場が手伝ったのか、序盤から逃げて、リメイクの追撃をクビ差かわしきった。単勝2.0倍で敗れたリメイクは、決して悪いレース振りではなく、今回は勝ち馬にしてやられた、と割り切っていいでしょう。いつものように奇をてらわず人気サイドばかり買ったのですが、それでも2,080円か……。昔はそれでも満足だったのですが、それは度々当てていたから。さすがに地方中央負けまくっていると、2,080円ではとても追いつかない。

 

松尾潔山下達郎の件。私は仕事だったので山下達郎のラジオ番組をリアルに聴かず、帰宅後ネットでコメントの全文を読んだのですが、これって日本の政治そのものだよな…と思う。

このコメント発表の前に、スマイルカンパニー、山下・竹内まりや夫妻とジャニーズ事務所が「義理と人情」で繋がっていると、松尾潔の発言にあったのですが、この「義理人情」は侠者のそれではない。石川県のMとか、和歌山県のNとか、一刻も早く政界からご退場願いたい自民党の耄碌センセイたちが今なおのさばっているのは、彼らによって地元の有権者、そして利害関係ある一部団体にもたらされた「恩」と、それによって生まれたズブズブの「義理人情」が故。そしてジャニー喜多川の性犯罪を、もし事実だとしたらそれは許せないとしつつ―あれだけ実名の被害証言が頻発しながら、「憶測」として認めていないところがポイント―彼のプロデューサーとしての才能を激賞したのは、「統一教会と懇ろだったけれど、彼は偉大な政治家だったから」と、安倍晋三を未だ思慕し、統一教会問題や、教団と安倍子飼いの政治家たちとの関係に目を逸らす連中と同じ。そして「知らなかった」という無関心、もしくは見て見ぬふり。結局日本中の「山下達郎」が、日本社会を末期的状況にまで追い詰めたのだと。

そして「これぞ山下達郎!」と私が唸る見事な開き直りっぷり。

私の姿勢をですね「忖度」あるいは「長いものに巻かれている」とそのように解釈されるのであれば、それでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう

よくぞ言った!

あばよ!(柳沢慎吾風に)

CDは、全部ジャケットに「50円」と値札をつけて、「葵の城」の主に、頼まれていた物と一緒に本日送ってやりました。今後も山下達郎を聴き続ける人たちを批判はしないけれど、「蒼氓」の私でも、売られた喧嘩は買いましょう、と。聴いているミュージシャン、聴きたいミュージシャンは他にも山ほどいる。

ただ、松尾潔ヤマザキマリに絡んだり、山下との和解に未練があるような発言をツイッターにするのはやめたら?と思う。昔山下達郎というミュージシャンがいたんですけど、一時期は仲良かったんですよ……と、もういない人の思い出にすればいい。バッサリ切らないとどこかの蝋燭職人と料理人のようになってしまう。

最後に、山下達郎ジャニー喜多川評って、市川猿之助にも通じているのでは。昔、まだ新之助だった團十郎が何かプライベートでトラブルを起こしたとき、テレビのワイドショーで―昔は私もワイドショーを見ていた―脚本家の市川森一が、遊ぶのも芸の肥やしだとか何とか言って新之助を擁護していたのが引っ掛かりました。市川森一は好きな脚本家だっただけに余計覚えているのですが、それが結果として海老蔵になった後も増長し、西麻布のあの事件に至った。團十郎は痛い目に遭った程度で済んだのですが、猿之助もその才能が故に誰も止めなかった結果、とんでもない悲劇へと繋がった。「恩」や「才能」があっても人間性や言動に問題があればそれを批判しないと、最後はその当人にも非劇が降りかかる。

というわけで、山下達郎の件についてはおしまい、もうどうでもいい。今後ここにももうひとつのブログにも記すことはないでしょう。明日は「ジャパンダートダービー」の予想を。この名前で予想するのは明日が最後。