粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

競艇はギャンブルではないらしい。

4月9日の競馬の結果

中央阪神桜花賞」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 ハズレ/モリアテ教授 馬連1,280円、ワイド560円、複勝110円的中(9点)

1着 3番リバティアイランド(1番人気)カス〇 権◎

2着 9番コナコースト(6番人気)

3着 14番ペリファーニア(5番人気)カス△ 権×

 

立浪監督の試合後の気持ちが

よくわかります。

 

ドベゴンズ、水曜日は勝ったのですが。

www.j-cast.com

この記事を読んで、何なんだ?と思う。

「射幸心煽る」って……私は競馬以外はギャンブルは一切やらず、宝くじすら一枚も買ったことがないのですが、どれも公式が煽りまくってるじゃん。JRAだって馬連やワイドで配当5%上乗せって時々あるけれど、これだって煽り以外の何物でもない。お上がやっている宝くじのCMに至っては笑ってしまう。

—今後は、本来の番組趣旨である「ボートレースの楽しさを伝える」配信が行われるよう、委託事業者への指示を徹底してまいります

—番組を運営管理する弊社として、到底許容することのできない不適切な言動だと考えます。ギャンブル依存症対策に取り組む関係者の努力に水を差すものであり、ご批判を重く受け止めています

と配信の主催者である主催者のボートレースびわこは述べているそうですが、詭弁としかいいようがない。だったら舟券売るのやめろよ!舟券売らなくてもボートレースは楽しいんだろ?

競馬の桜花賞もリバティアイランドが強さをみせつけたけれど、それを見たところで、今後の参考にはなってもレース自体は楽しくも何ともない。馬券がハズれたのだから。逆に当たれば楽しいレースだったでしょう。つまりはお金を賭けていることが前提で、レース中エキサイトはしても、それが「楽しさ」と結びつくかどうかは結果によって左右する。

ツイッターで「残念な気持ちになりました」とか「依存症対策に配慮できていない」とか批判している人は、おそらく配信を見ておらず、司会者がちょっと煽るような発言をしたとSNSか何かで知って飛びついただけでしょう。金賭けて競艇やってるの?と疑問に思う。私からすれば「全力で金を賭けてやってる」出演者を支持したい。

今回の桜花賞、某専門紙の調教欄でコナコーストの中間の動きを余り評価せず、ドゥーラをイチ推ししていましたが、結果コナコースト2着、ドゥーラ14着。私がコナコーストを切った理由は、このトラックマンの評価を信じたから。だからといって私はそのトラックマンを責めません―彼もコナコーストを切って、ドゥーラを買ってハズれていたら。もし、「いや、ボクは馬券は買っていないんで」とかぬかしたらぶん殴る。「責任買い」という言葉がありますが、予想した人自身もハズせば痛みを伴うから真剣に予想できると思うのです。私自身1点100円でしか買っていないから、1点100円で結構。ただその豆券に全力をかけていると信じるから、トラックマンの言葉に耳を傾けるのです。現実はともかく、少なくてもそう思わせてくれなければ、他人の言葉に乗って金なんて賭けられない。

「明日のメシの金」って、言葉のあやでしょう。動画見ましたが、粗品とやらじゃないけれど、そういう芸風の出演者なのでは?実際一日メシ抜いても大したことないよ。私も何だか食べるのが億劫で、コーヒー以外何も口にせず一日を過ごすときがざらにある。「出演者全員、今さっきアコムで金を調達してきました」とか「これで負けたら全員マグロ漁船直行です」などというなら冗談でもちょっと話は別ですが。

私だって昔ほどではないものの、馬券の当たりハズレ抜きで応援している騎手や馬はいます。例えばペガサスJSを勝ったビレッジイーグル&大江原、その勢いで土曜日の中山グランドジャンプを勝って欲しい―厳しいとは思うが。でも基本は馬券の当たりハズレ。馬券の当たりハズレを抜きにして競馬が楽しいと本音から言える人が10人中何人いるか?何より昔ほど馬券の当たりハズレ抜きで楽しめなくなったのは、競馬そのものがつまらなくなったからでは?競馬をはじめて数年は、今より懐事情が厳しかったのですが、1レースで1万円負けても反省会で笑って勝ち馬を讃えられた。今は2000円ですら賭け過ぎだと反省しきり。昔は馬券が買えないドバイワールドカップ凱旋門賞でさえ、日本馬の結果が気になって仕方なかったのですが、今は馬券が買えても全然関心がない。WIN5と外国レースの馬券は一度も買ったことがありません。

確かにギャンブル依存症の問題はありますし、やたら射幸心を煽る―宝くじのCMほど露骨に射幸心を煽っているものはないと思う―のもいけませんが、公営競技が堂々と開催できず、歯が浮くようなきれいごと並べてギャンブルであることを殊更隠すくらいなら、いっそ畳んでしまえばいい。相手が笠松競馬でも同じこと言いますね。日本ペンクラブの会長だった浅田次郎蛭子能収をゲストに呼んで、馬券や舟券についてはタブーですなんて言えるか?

「私は、競馬場に遊びに来ているのではない」とCMで断言する競馬エースの潔さを私は褒めたい……ただ、予想の精度があんなカッコイイ台詞に見合うものかどうかは……?