粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜東京メイン「フェブラリーステークス」(GⅠ)予想

今年もついに幕が開けた

権兵衛カスP・GⅠ予想対決!!!

 

では、開幕にちなんで、諸葛孔明先生から、

有難いお言葉を頂きましょお。

 

フェブラリーSの予想を。昨年までは川崎競馬の「川崎記念」が最初のGⅠだったのですが、地方競馬の大幅な番組改編で4月に移動したことで、フェブラリーSが最初のGⅠになりました。

ダートの実績馬の多くが1000万米ドルにつられてサウジカップに行くため不在。「隗より始めよ」の故事ではないですが、パンサラッサ程度が勝てるなら、ウチの馬なら1000万ドル間違いなく獲れる…と皆さん鼻息荒くしてサウジアラビアに渡ってくれたおかげで、ある意味今年のフェブラリーSが面白くなった。今年ほどカオスなフェブラリーSは記憶にありません。

どれだけカオスかというと、ダートが初めてもしくは2歳戦以来という馬が3頭、更に地方馬が3頭でうち2頭は交流GⅠで中央の一線級を下している。特に取捨選択で迷うのが地方馬。昨年6着だった浦和スピーディキックは、昨年ほど臨戦過程に勢いがない。問題は「南部杯」2着、「JBCスプリント」勝者の兵庫イグナイターと、南関ダート3冠の大井ミックファイア。ただ後者は「東京大賞典」で8着と大敗していて、これを実力と捉えるか、こんなものではないと見直すか。

 

<逆神の権兵衛の予想。単勝人気とオッズは前日のもの>

JRAのダート重賞勝って臨戦する馬がいない手薄なメンバー。裏を返せばほとんどの馬に買う要素が何かある難解なレース。実績も勢いもない馬がいきなり激走する例はほぼ無いので、初ダートの馬を除外した上でその辺りを考慮して印を付けたいところ。

 

昨年12月の2回のダートGⅠで、強力な勝ち馬相手に好走した

◎2枠4番 ドゥラエレーデ(ムルザバエフ/3番人気 5.9倍)

○7枠14番 ウィルソンテソーロ(松山/2番人気 4.5倍)

を不安点は敢えて無視して買う。

以下、重賞未勝利も重賞2戦含む過去全5走で連対の堅実さで

▲3枠5番 オメガギネス(ルメール/1番人気 3.2倍)

不利なければ2走前の武蔵野Sの再現が十分可能な

△5枠10番 タガノビューティー(石橋/8番人気 23.5倍)

勝ち馬レモンポップの2.0秒差と微妙だが、マイルCS南部杯2着を一応評価して

×1枠1番 イグナイター(兵庫・西村淳/9番人気 25.3倍)

まで印を回す。

馬券は、

1、4、5、10、14

の3連複ボックス計10点で参ります。今年も、馬に貢ぐGⅠの日々が始まる…(←負け前提かい!)

 

<カスPの予想>

◎3枠5番 オメガギネス

〇2枠4番 ドゥラエレーデ

▲7枠13番 レッドルゼル(北村友/6番人気 11.6倍)

△7枠14番 ウィルソンテソーロ

△1枠1番 イグナイター

×8枠15番 ドンフランキー(池添/11番人気 30.8倍)

 

明け4歳馬で重賞未勝利ですが、リステッドを勝ち東海Sでも2着だったオメガギネスを本命に。本来は補欠で出られなかったのですが、サンライズホープ回避で出走が叶った。前哨戦の東海Sとの間隔が短い中、調教でちょっと張り切り過ぎているのが気にならないではないのですが、鞍上にルメールを配することができたのは心強い。

ドゥラエレーデは、土曜日の京都牝馬Sで大波乱を巻き起こしたムルザバエフが鞍上。ダート転向初戦がチャンピオンズCというGⅠだったのですが3着と健闘。「東京大賞典」も3着とフロックでないことを証明した。元は芝のホープフルS勝ち馬だから芝スタートは望むところ。ただ、中距離を中心に使われていたのでマイル適性と、気性に難しいところがあるので、自分の走りができるかどうかが焦点。

レッドルゼルは安田隆行師最後のGⅠ。息子の翔伍師が既に調教師として活躍していますが、知っている調教師がだんだん少なくなってくる。今回で4度目の挑戦となりますが昨年は2着。前走武蔵野Sは3着でも勝ち馬ドライスタウトから0.6秒差は気になりますが、ドライスタウトには昨年のフェブラリーSでは先着していて、陣営も本調子でないと言っていた。8歳馬ですが、昨年よりメンバーは与しやすいはず。

ウィルソンテソーロは、GⅠで連続連対したときの鞍上原が負傷で、今回松山。マイルは久しぶりですが、1勝クラス、2勝クラスを東京ダート1600で連勝していますし、OP昇級後も昨年の「かきつばた記念」(愛知・交流GⅢ・1500メートル)を勝利。近2戦は原が思い切った騎乗で結果を出したのですが、裏を返せば好位差しといういつもの戦法から外れての結果。今回松山がどう乗るかにかかっているのですが、最近冴えないだけに……。

イグナイターとミックファイア、迷いましたが、デビュー戦と2戦目こそマイルでも、以降は中距離を使い続けられたミックファイアよりも、同じ1600メートルの「南部杯」で結果を出しているイグナイターを。芝スタートさえクリアできれば、兵庫所属馬初の交流GⅠ制覇に続き、もしかしてメイセイオペラ以来の快挙も。鞍上は中央の西村ですが、中央の騎手の方が変に気負わなくて却っていいかもしれない。

穴馬指名にドンフランキー。外枠の方が長く芝を走れるコース形態からして逃げるのはこの馬でしょう。「東京盃」をレコード勝ちしたものの骨折で休養。580キロ代の超大型馬だけに、骨折休養明けで果たしてどこまで?ですが、図体はデカくてもスピードは随一。脚を気にして加減するようなら、最初からGⅠには出ないはず。後続を引っ張って消耗させ、自身は最後の直線で踏ん張ることができれば。

買い目は5を軸に三連複1、4、13、14、15に流して10点。

 

<オマケのモリアテ教授の予想>

調教絶好 4

調教不調 15

◎7枠14番 ウィルソンテソーロ

勝負馬券は14単複