粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜東京メイン「東京新聞杯」(GⅢ)予想

「セクシー田中さん」の件、誰が悪い悪くないを抜きにして……

これから数年、

漫画を原作にした

テレビドラマや映画は

出てこなくなるのでは?

ここぞ機といわんばかりに、過去に作品が映像化された漫画原作者たちが次々と出てきて、声高に過去の恨みつらみを言いたい放題言えば、テレビや映画関係者たちは委縮してしまう。中には映画の主演俳優をディスる人まで出てくる始末。映像制作者たちは皆が皆、例外なく原作者のことなんてこれっぽっちも考えていない、という空気が醸成されつつある。

そうなれば、今度は逆に映像制作者たちが原作者の顔色をビクビクしながら窺わなければならなくなる。それなら、既存の漫画や小説に頼らず、イチから自分たちで作った方がいい。俳優たちも、一生懸命演じたところでその映像作品が原作者のお気に召さないとなれば辛いから、出演に二の足を踏むでしょう。伊藤英明なんて「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」みたいな扱いされている。

芦原先生芦原先生って皆さん鼻息荒くして言うけれど

今の状況って

亡くなった芦原先生が

望んでいる状況なの?

自身の作品が映像化されたことを純粋に喜び、制作スタッフに感謝した作家だって少なからずいるでしょうし、将来自分の作品を映像化して欲しい作家もいるはずなのに、声を出せない状況。ドラマの制作サイドに責められて然るべき点はあったかもしれないし(私は原作もドラマもまったく視ていないので、誰に非があるとは言えない)、原作者が亡くなってすぐ、ヒートアップしている状況にもかかわらず日本シナリオ作家協会とやらが、脚本家の座談会をYOUTUBEで流してしまったのも、燃料投下するぜと言わんばかりにタイミングが悪すぎる。それでもネット上のこととはいえ現状のこの流れは怖いなと思わざるを得ない。このエネルギーって、ひとつの民主主義国家を戦争に向かわせることができるだけのものだと思う。あと、

怒りの矛先が逸れてくれた

裏金議員たちは

こっそりこの騒動を

喜んでいるのでは?

 

さて、本題の競馬予想を。東京新聞杯の予想を。

今の東京芝は結構速い時計が出るみたいですが、問題は逃げ、先行馬が多いこと。連覇を狙う昨年の勝ち馬ウインカーネリアンを含め、過去10年で3頭が逃げ切り勝ち。ただし、その10年で逃げて2着、3着に残った馬は皆無。勝つかドボンかのいずれか。あとリピーターがあまり目立たないレースで、過去2年連続馬券になったのは2018年2着、2019年3着のサトノアレス、2021年勝利、2022年3着のカラテのみ。今年は勝ち馬以外は昨年4着ジャスティンカフェ(0.1秒差)、14着サクラトゥジュール(1.1秒差)。

 

◎4枠7番 ジャスティンカフェ(坂井/2番人気 4.6倍)

〇6枠11番 マテンロウスカイ(横山典/6番人気 29.5倍)

▲3枠6番 マスクトディーヴァ(岩田望/1番人気 1.8倍)

△8枠16番 アヴェラーレ(キングスコート/5番人気 24.0倍)

△1枠1番 サクラトゥジュール(キング/8番人気 41.2倍)

×1枠2番 アスクコンナモンダ(横山武/11番人気 59.8倍)

 

ここは腹を括って差し、追い込み馬を中心にしました。ジャスティンカフェは昨年4着でも僅差。その後マイルCSで勝ち馬ナミュールから0.1秒差3着。ちなみに昨年の東京新聞杯は2着馬ナミュールからこれも0.1秒差。昨年よりペースが速くなってくれれば。

先行勢で唯一挙げたのはマテンロウスカイ。距離を縮める毎に着順を伸ばし、前走リステッドを勝利。横山典は昨年よく似た名前のマテンロウオリオンで6着でしたが、スカイの方が先行力がある。好位づけの横山典ほど恐いものはない。

マスクドディーヴァは祖母がマイル以下で強かったのですが、この馬自体は1800メートルのローズSを勝ち、2000メートルの秋華賞で2着。リバティアイランドに肉薄したのは充分評価に値しますが、完全に仕上げてはいないと陣営も明言。当日は2倍以上になると思いますが、そこまで信頼していいかどうか。ただ、ここで勝てばヴィクトリアMは最有力候補になるでしょう。

アヴェラーレは鞍上が微妙。キングスコートという騎手、人気薄で上位に来る一方、ある程度人気のある馬でコケる。5番人気は結構怪しいライン。昨年8枠2頭が2、3着なのですが、この馬は前走京都金杯で大外枠が災いし4着。実力と実績はあるだけに、如何に距離ロスを防ぐかでしょう。

サクラトゥジュールは3走前のメイSでマテンロウスカイをクビ差降した。関屋記念も6着ながらほぼ最後方からで、勝ったアヴェラーレと0.5秒差。前走中山金杯もキングが乗って惨敗し、おまけに他馬に不利まで与える始末でしたが、2度目だけにある程度感触は掴んでいるはず。3走前のように、脚を溜めるにしても中団くらいのポジションは欲しい。陣営もあの中山金杯のひどい走りにかかわらず、キング続投ということは、腕を信頼しているということ。土曜日も2勝している。

穴馬指名にアスクコンナモンダ。前走同じ舞台のリステッドで3着でしたが、上り32.9秒を叩き出している。2走前、昨年の京成杯AHは、9着ながらも3番人気に推された。

買い目は7を軸に三連複1、2、6、11、16に流して10点。