粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

兵庫(園田)競馬「兵庫ゴールドトロフィー」(交流GⅢ)予想

真夕さんから送って頂いた京都競馬場の写真に、まだ載せていないものがありました。

この2枚の写真、古くはセントライトから最新はコントレイルまで、名前が記されている馬に共通する点は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログを見ている人たちには簡単でしょう。答えは牡馬牝馬それぞれのクラシック三冠馬です。何で「三冠」に拘っているかといえば、おそらく「秋華賞」、「菊花賞」、三冠のクライマックスが京都で行われるから。京都が改装のため、阪神で両レースが行われた2021、2022年は三冠馬が出なかったので、ここに掲げてある馬はすべて、京都の「秋華賞」、「菊花賞」を勝った馬。もう既に飾られているのかもうすぐ飾るのか、今年の牝馬三冠リバティアイランドが加わるでしょう。

 

園田競馬兵庫ゴールドトロフィー」の予想を。1400メートル。第11R。16:00発走。

有名なクリスマスソングに「サンタが街にやってくる」という曲があるのですが、貫太が園田にやってくる―といっても既に普通の交流戦で来ているのですが。騎乗するマルモリスペシャルはオープン昇級後なかなか結果を出せなかったのですが、前走初騎乗の田口貫太がギャラクシーSを8番人気で勝利。その勢いで交流重賞初勝利を狙ってきます。もしかして……と思ってその前の園田のレースの出馬表を見たら……やっぱり。第10Rで永島先生(永島まなみの父)が田口を慣らすため乗せている。永島-田口の強固な地方競馬ラインがある。

このレース、22年連続中央馬の勝利、というか兵庫がサラブレッドを導入して交流重賞であるこのレースを始めてから、すべて中央馬の勝利ということ。ただ斤量差の大きいハンデ戦だけに、軽ハンデの地方馬が結構な割合で突っ込んできます。かといって酷量を背負っても走る馬は走る。昨年は59キロ、58キロ、59キロの中央馬のワンツースリー。

今年のトップハンデはケイアイドリーの59.5キロ。問題は「東京盃」、「JBCスプリント」と大きなレースとはいえともに9着と不振。後者はカラ馬になったダンシングプリンスに不利を受けたというのもあるのですが、それでも今回59.5と随分背負わされてしまった。

 

◎6枠6番 マルモリスペシャル(JRA・田口)

○7枠9番 サンライズホーク(JRAデムーロ)

▲8枠10番 セキフウ(JRA・武)

△3枠3番 ケイアイドリー(JRA・藤岡康)

△5枠5番 ボヌールバローズ(大井・下原)

×4枠4番 スペシャルエックス(ホッカイドウ・杉浦)

 

中央勢はどの馬も安定していない。実績では劣りますが56と中央勢では一番軽い斤量であることと、勢いでマルモリスペシャルを。ただ、前走が12月3日。メンバー中、12月7日の大井デュープロセスに次いで間隔が短い。これが吉と出るか凶と出るか?

地方馬は52キロの大井ボヌールバローズ。前走「楠賞」で道営のスペシャルエックスに0.6秒差つけて勝った。吉原は「道営記念」の大怪我から復帰したばかりで―あの怪我でよく一か月ちょっとで復帰できたものだと驚くばかり―、今回は地元の下原が手綱を握る。そして前走敗れたスペシャルエックス。先手をボヌールバローズに取られたのが原因。おそらく少し無理してでもハナを主張するのでは?このコースは2歳時に「兵庫ジュニアグランプリ」で2着。7着だった岩手「クラスターカップ」はここより相手が厳しかった。53キロを活かして粘れれば。

買い目は6を軸に三連複3、4、5、9、10に流して10点。