粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

名古屋競馬「東海ダービー」予想

スキルヴィングの死について、J-CASTニュースというネットメディアで、その死を惜しんだり悲しんだりするファンに対し、「偽善者大嫌い」と元騎手が激怒しているという記事の見出しがYAHOO!のトップにありまして。元騎手って誰だろう?……と思ってページを開いたら、

瀧川寿希也かよ(苦笑)

競馬評論家として活動している」とか「ツイッターフォロワーは10万人超を数える」とか……おそらく安いカネでコタツ記事ばかり書いている、競馬もロクに知らないライター(?)にJ-CASTニュースが書かせたのだろうが、瀧川がツイッターで何吠えたか延々と並べているだけで、これを記事といっていいのかどうかもわからない。

私人がツイッターで何呟こうがそれは個人の自由で、それについてはとやかく言うつもりはないけれど、このコタツ記事書いた人は、瀧川寿希也がどういう人物か知って記事をしるしたのかね?笠松競馬ファンはコイツのしてくれたことは忘れちゃいねえよ。瀧川って「競馬評論家」なの?ツイッターのフォロワーが10万人を超えるという数字だけで、競馬界では名の知れたインフルエンサーだと思い―確かに名は知れているが―、その「競馬評論家」が見えざる競馬の現実に一石を投じた、と正義感を燃やして「呟き」を並びたてたのだろうが、こういうのを「記事」としてYAHOO!のトップに並べるJ-CASTニュースにはホント勘弁してくれと言いたい。もう梅雨入りだよ。いい加減コタツ片づけてくれ。

ちなみにアレンとかいう「整形タレント」も同じようなことをツイッターで言って、「賛否様々な意見があがっている」という。私は芸能界には疎いので、このアレンとかいう人、はじめて知ったのだが、競馬にまったく無知な人なんでしょ?アレンという人がツイッターで何言おうがそれは自由だけど、タレントというだけで競馬にまったく無知な人の「呟き」をわざわざニュースとして採りあげるネットメディアって何なの?と思ってしまう。

まァ……スキルヴィングが精神力と生命力でルメールを守り切ったとかいう中日スポーツの記者のお花畑ぶりもどうかと思うが。

 

東海ダービー」の予想を。2100メートル。第11R。20:15発走。ふーん、今年はナイターなんだ。

といっても今年は予想のしようがない。セブンカラーズというとんでもないずば抜けた無敗の馬がいる。昔ハナズゴールという馬がいたから、100%と断言はできないけれど、この馬が負けたら事故扱いしてもいいと思う。

セブンカラーズがいなければ……というのが「駿蹄賞」勝ち馬リストン。「ペガサスカップ」や笠松「新緑賞」を制しています。この2頭は固い。次いで「駿蹄賞」2着だったマロンアイス。そこから下との差が大きい。マイネルナラティヴ、ワールドミッション、ペップセが挙がりますが、敵失待ちで、実力で上位3頭に割り込むのは難しい。実績としてはイグアスワークが上位なのですが、休養明けで態勢が整っていない。地方はノーザンファームしがらきでほぼ仕上げて、帰厩したら状態を確かめる程度の追い切り……というわけにはいかない。

 

◎2枠2番 セブンカラーズ(山田)

〇7枠9番 リストン(丸野)

▲3枠3番 マロンアイス(加藤聡)

 

セブンカラーズはフケの兆候が見られるそうなのですが、これまでの勝ちっぷりからして、よっぽどひどくなければ着差の問題にしかならないでしょう。とにかく強い。大差で勝っている「梅桜賞」、「東海クイーンC」は牝馬限定ですが、東海公営に関していえば、牝馬限定をマイナスに捉える必要はないでしょう。それに牡馬のリストンは混合重賞の「スプリングC」でセブンカラーズに1.3秒差つけられている。まあセブンカラーズに唯一懸念があるとすれば、これまで1700メートルまでしか戦っていないところ。2ハロン延長がどう影響するか。それでもリストンとの差が幾分縮む程度だと思いますが。

買い目は三連単2→3、9→3、9で2点。あと単勝9の計3点。三連単といえど一体幾らつくのか……?明らかに単勝9の方が高くつきそう。賭けるというより、純粋にセブンカラーズの走りを楽しみにするレースでしょう。こんな馬でも「ジャパンダートダービー」に出れば、モブ扱い。昔、金沢のケージーキンカメという強い馬が勝って、「ジャパンダートダービー」でも見せ場くらいは……と期待したのですが、まったく歯が立たなかった。それでももしセブンカラーズがここで圧勝したら、「ジャパンダートダービー」に出て欲しい。休養挟んで「岐阜金賞」などと言おうものなら、名古屋競馬は幾ら弥富に小洒落た競馬場構えても、笠松と並んで永久に地方競馬のド底辺だから。