粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜東京メイン「根岸ステークス」(GⅢ)予想

今はYAHOO!のトップページを見ても。裏金脱税自民党松本人志か。数か月前まで北方謙三の「史記武帝紀」(全7巻)を読んでいたせいか、自民党議員の脱税発覚の報に触れたり安倍派5人衆の顔写真や映像が出てくるたびに、

腰斬

という熟語が頭に浮かんでくる。勇気がある人はググってください。

後者は現時点では何とも言えません。私は松本人志という人物には前々から殆ど興味がないのですが、法に触れようが触れまいが、もし若手の芸人が大物に目をかけてもらうために、お膳立てして素人女性をあてがうという悪習がはびこっていたのなら、すべて白日のもとに晒し、これを機に今後このようなことがまかり通らないようにしないといけない。

 

根岸Sの予想を。一昨年のテイエムサウスダンや昨年のレモンポップ等、ここを勝ってフェブラリーSで結果を出した馬も少なくないだけに、先週の東海S同様、ここで結果を出した馬はとりあえず憶えておかないといけない。

東京ダート1400メートルは先行有利といわれていますが、能力が拮抗してくるオープンクラス以上は差し、追い込みも決まってきます。現に東海Sに多く見られる行った行ったの決着は根岸Sでは殆どない。必ずと言っていいほど差し、追い込み馬が絡んできます。先行勢壊滅のレースも少なくない。直線が長い、大回りのワンターンということもあるのでしょう。最内がやや不利ですが、1600メートルと違って芝のポケット発走ではないので内外の有利不利はあまり考えなくてもいいでしょう。過去10年で1番人気は7回馬券圏内。1番人気が馬券圏外の3戦も、2014年以外の2戦は2番人気馬が馬券に絡んでいます。微妙な人気薄が度々絡んできますが、上位人気勢総崩れの阿鼻叫喚地獄もないレース。

 

◎4枠7番 エンペラーワケア(川田/1番人気 3.2倍)

〇5枠10番 サンライズフレイム(藤岡康/2番人気 3.6倍)

▲6枠12番 タガノビューティー(石橋脩/3番人気 5.0倍)

△7枠14番 アルファマム(菅原明/4番人気 8.0倍

△8枠16番 アームズレイン(松若/9番人気 32.8倍)

×2枠3番 フルム(水口/6番人気 17.4倍)

(単勝人気とオッズは前日のもの)

 

本命は先行馬ですが、差し馬中心に並べてみました。

エンペラーワケアは昇級初戦、初の関東遠征等不安材料もありますが、ダートでまだ連を外したことがなく、特に前走はハイペースで好位抜け出しという強い競馬を見せたところに魅力を感じます。ロードカナロア産駒もこのコースとは相性が良い。

サンライズフレイムは6戦5勝でオープン昇級後1勝していますが重賞初挑戦。差し馬というより出脚があまり良くない馬のよう。鞍上の藤岡弟はこの馬に続けて乗っていて、多少出負けしても落ちついて態勢を整えることができる…と信じたい。先週兄貴でしくじっただけにちょっと不安もありますが。

タガノビューティーは実績は最右翼で、前走は武蔵野S2着。東京の実績も(5.5.3.4)と申し分なし。ただ、追い切りがあまり見栄えしなかった。攻め駆けはしないタイプだそうですが、明け7歳という馬齢だけに……。

アルファマムは関西馬ですが東京2勝。前走同じコースを4角12番手から差し切って勝っています。こういう馬だけに展開に左右はされますが、先述の通り根岸Sは後方からの馬にも十分チャンスがあるだけに。母父フジキセキはこのコース相性がいい。

アームズレインは1200を中心に使われただけに距離が鍵。ただ、過去にはファルコンSで5着という実績もあり、1400メートルに適性がないという印象もない。前走は大外を回して差し切りましたが、やはり200メートル延長の今回はできるだけ距離ロスは避けたいところ。そういう意味で外枠が鍵。

フルムは重賞での実績はありませんが相手なりっぽいところもあり、展開が向けばこのメンバーでも上位入線は可能なはず。アームズレインと違って内枠だけに、これはこれで直線進路を失うようなことがなければ。

 

買い目は7を軸に三連複3、10、12、14、16に流して10点。

それから馬連10-3、7、12、14、16に流して5点。計15点。