粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

ガチョウを白鳥だと思う競馬関係者たち

1月21日の競馬の結果

中央京都「東海S」…馬連570円的中(15点)

1着 14番ウイリアムバローズ(2番人気)

2着 10番オネガギネス(1番人気)

3着 3番ヴィクティファルス(4番人気)

勝ちタイム:1:49.2(重)

 

実は日曜日に、朝起きてすぐまたメニエールでぶっ倒れまして、結局仕事を休みました。眠るというより意識を失ったような状態が続き、午後2時半頃、朦朧とした意識で「『即PAT』に入力しないと…」とスマホを手に……しなければよかった。おとなしくくたばったままの方がよかった。今年初の的中が思い切りトリガミ。今年は年明けから色々あって、一日中ずっと気を張り詰めたままの状態が続いたので、いつかはこうなると思っていました。この病気、死なないことはわかっているのですが、発症していると「もしかしてこれは別の病気で、オレはこのまま逝ってしまうのではないか…?」と本気で思ってしまうほどつらい。早くドリル優子に来てもらって、PCのハードディスクに穴を空けてもらわないと……と微かな意識の中思うのです。金曜夜の今現在も完調とはいえない状態。まァここ数年、体調が良いと思った記憶自体がないのですが。

 

本命のペプチドナイルは…そりゃあ前走は控えて勝ったけれど、これに固執することもなかったのでは。ヤネの藤岡佑が「スローペースの2列目の真ん中で、一番難しいところに入ってしまった」けれど、それを差し引いても重賞を勝つまでの力がなかったということか。リステッドとGⅢの間には、低そうに見えて実は高い壁があるらしく、あっさり越える馬もいれば、ペプチドナイルのように越えられない馬もいる…騎手にも言えることですが。それに対し、まだキャリア5戦の2着オメガギネス、ダート2戦目のヴィクティファルスは大したもの。とはいえ、フェブラリーSを勝ち負けを演じられれるかといわれれば、ちょっと微妙かも。

 

笠松の渡邊竜也が怪我から復帰し、早速兵庫の重賞を愛知の馬で勝った一方、中央ではルーク・モリスという騎手が騎乗期間満了を待たずして、本人からの申請で免許を取り消してイギリスに帰国するらしい。「ガチョウを白鳥に変えられない」と、走らない馬ばかり寄越してきた厩舎関係者を皮肉った捨て台詞。私からすればモリスというガチョウを白鳥だと思い込み、白鳥になるかもしれない若手から騎乗機会を奪って、それをせっせとガチョウに与えているクラブオーナーや先生方が悪い。2022年に凱旋門賞を勝ったというと経歴は、ガチョウを白く見せたようで。今冬来た外国人騎手で、まともに活躍できているのはキングくらいではないか。「人を育てる」という要素がなくなってから、競馬は滅法つまらなくなった。