粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

来週のフェブラリーSは不安しかない。

権兵衛です。
ドウデュースとエフフォーリアの

ワイド1点買いで運試しをしたら、

エフフォーリアが競走中止になってしまいました。

……権兵衛です………。


来週のフェブラリーSは不安しかありません。

 

2月12日の競馬の結果

中央阪神京都記念」…ハズレ

1着 12番ドウデュース(1番人気)▲

2着 1番マテンロウレオ(6番人気)

3着 8番プラダリア(4番人気)◎

 

心房細動で競走中止となったエフフォーリアはそのまま引退。有馬記念の5着で、どこかでもうひと華咲かせられないか…?と思ったのですが。横山武史を一躍トップジョッキーにさせたのもこの馬。ただ、昨年は不振で、横山武史もそれにつられる形で一昨年ほどの勢いはなかった。名馬は騎手を育てるというので、将来横山武史も「自分はエフフォーリアに育てられた」と胸を張っていえる騎手になってほしい。予想は前残りを前提としていたので、マテンロウレオは実力的には来てもおかしくないと思いながらも切りました。仕方ないのですが、最内枠という面にもうちょっと意識がいっていれば……と思わなくもない。それにしてもドウデュースは役者が違った。フランスでの体たらくは何だったのか?

 

笠松競馬に関係する話題をふたつ。

ひとつは事務所の金庫に入れてあった封筒の中の現金が盗まれたということ。ホント笠松競馬というのは

レースは退屈だがレース以外で退屈させない競馬場。

お金はレースの出走手数料らしく、中央でいう特別登録料のようなものか。不思議なのは、封筒に22万円あったのに、盗られたのは16万円。普通は全部持っていかないか?子供なら、1枚だったらバレないだろうと思うこともあるでしょうし、実際笠松の杜撰さを考えれば、本当にバレないかもしれないけれど、22万円あるうち16万円持っていけばさすがにバレるだろ。ありそうなのが、手数料の一部返還があったことを上の人に報告しなかったばかりに窃盗騒ぎになってしまったというオチですが、そんなこと警察に届け出る前に判明するでしょうし。ちなみに事務所には厩舎関係者が出入りすることもあるという。

昔の映画ですが、「ビバリーヒルズコップ2」で、シャロン・ストーンら演じる犯罪組織が、莫大な競馬の売上金をごっそり奪おうとしたくだりがありましたが、窃盗犯が外部の人間だとして、そんなコト考えて事務所に忍び込んだのでしょうか?蓋を開けてみれば22万円しかなかった。でも、6万円残すというのはやはりヘン。全額盗らずに一部残すという中途半端な遠慮が、どこか内部犯行説を臭わせてしまうのですが。

それから、田口貫太が競馬学校を卒業、晴れてJRAの騎手に。父は笠松の田口輝彦調教師で、元騎手。最近の管理馬で活躍しているのは、昨年の「東海ダービー」で直線勝ち馬とデッドヒートを演じたイイネイイネイイネ。母も結婚前は中島広美さんという笠松の女性騎手だった―私が笠松競馬の馬券を買いはじめた2004年頃には既に引退。深澤杏花が田口厩舎に所属したのも、師匠の奥さんが元騎手という点が大きいでしょう。田口貫太が所属する大橋勇樹厩舎(栗東)は、2012年のジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)をニホンピロアワーズで制覇。最近では2021年の函館2歳Sをナムラリコリスで勝利。とりわけ目立つ厩舎ではありませんが、あまり名門と持て囃される厩舎だと、却って騎乗機会に恵まれないことがある。父親が地方競馬の関係者といえば、鮫島良太、克駿兄弟だったり川田将雅、坂井瑠星と錚々たる顔ぶれ。兄弟ということなら、ニホンピロアワーズの主戦だった酒井学もそう。田口が活躍すれば笠松競馬にとっても明るい話題になるでしょう。

ところが数日後、同じ「田口」姓を持つ元中央騎手が特殊詐欺でお年寄りから金を騙し取る犯罪に加担したとして逮捕。田口大二郎とかいうその元騎手は、私が競馬をはじめる前の年に引退しているのでよく知らないのですが、「田口 騎手」で検索すると田口貫太と並んでその犯罪者がヒットしてしまう。こんなところまでヘンなケチがついてしまうところも笠松クオリティというかなんというか。