粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜中山メイン「有馬記念」(GⅠ)予想

レコード大勝となるか?

怨歌のオケラ道となるか?

 

<カスPの予想。単勝人気とオッズは前日のもの>

◎3枠6番 ヴェラアズール(松山/4番人気 8.8倍) 

〇5枠9番 イクイノックス(ルメール/1番人気 2.9倍)

▲2枠3番 ボルドグフージュ(福永/6番人気 12.0倍)

△3枠5番 ジェラルディーナ(C・デムーロ/3番人気 7.0倍)

△5枠10番 ジャスティンパレス(マーカンド/7番人気 18.6倍)

△8枠16番 ディープボンド(川田/8番人気 31.0倍)

×8枠15番 ブレークアップ(戸崎/11番人気 69.9倍)

 

ダービー2着、天皇賞秋勝ちの3歳代表イクイノックスと、天皇賞春、宝塚記念と連勝した4歳代表タイトルホルダーに注目が集まりますが、前者は調教の動きが良くても目に見えない疲れがないか気になるし、後者は凱旋門賞の大敗を引きずっていないかが気になります。芝転向後底を見せていないジャパンカップ勝ち馬ヴェラアズールを本命にします。ジャパンカップも決してスムーズに勝ったわけではなく、勝負どころで進路がなかなか開かない場面もあった。スムーズならもっとやれるということ。イクイノックスもヴェラアズールも気になるのは道中の位置取り。過去10年、馬券に絡むには4角で10番手以内に位置することが絶対条件。それより後ろで馬券に絡んだのは2012年ルーラーシップ(12番手)、2019年ワールドプレミア(16番手)のみでともに3着。2頭ともそこそこの位置でレースが出来る馬のはずだし、松山もルメールもわかっているはず。

現役最後の有馬記念となる福永が乗るボルドグフージュは、菊花賞の捲りが目を惹きました。最後はアスクビクターモアとハナ差。まだGⅠ制覇のない宮本師は天を仰いだ。数多のGⅠを勝っている福永も、有馬記念は勝っていない。

菊花賞3着のジャスティンパレスは勝ち馬とは0.1秒差と僅差。スタミナと好位で競馬できる脚質は魅力。

ジェラルディーナの母ジェンティルドンナは2014年勝ち馬。牡馬の一線級相手にどこまでやれるか、超良血の真価が試される舞台です。

どうも嫌われている8枠ですが、中山芝2500メートル自体は、8枠の成績は悪くない。時期的によるものか、それとも実力の拮抗したオールスターの戦いになると、枠がモノをいうのか。枠が嫌われて過小評価でオッズに妙味あるなら狙ってみたいのですが、タイトルホルダー他前を行く馬がみんな外枠に固まった。昨年2着で宝塚記念4着のディープボンド、本命にしたヴェラアズールを3勝クラスのときに降していて、中山コースに実績あるブレークアップを敢えて指名します。ディープボンドは凱旋門賞の負けっぷりが勝ち馬に7.1秒差とひどいものでしたが、昨年も凱旋門賞大負けからの臨戦。ここまでの動きも不安を感じさせない。タイトルホルダーはこの2頭に執拗にプレッシャーを受け続けて最後沈むと踏んで切ります。あとは8枠2頭が粘れるかそれともタイトルホルダーと一緒に沈んでいくか。まあ、8枠2頭が潰される可能性もありますが。なんせ宝塚記念は飛ばしてレコード勝ちの馬。来られたら仕方ない。

買い目は6を軸に三連複3、5、9、10、15、16に流して15点。それから天邪鬼馬券、馬単9→15、16。計17点。

 

<逆神の権兵衛の予想>

ダイユウサクマツリダゴッホ、2着でもアメリカンボスアドマイヤモナーク、サラキアといった穴馬が突っ込む例も目立つが、ゴールドシップオルフェーヴルキタサンブラックなど実力馬はキッチリ勝つことも多いレース。今年のメンバーを見てみると、

春のクラシック2、2着と好走後、秋の天皇賞古馬勢をアッサリ撃沈した

◎5枠9番 イクノイックス

ハイペースの宝塚記念で2番手先行からレコードで押し切った速力が強烈な

○7枠13番 タイトルホルダー

の2強対決と見る。3番手以下も魅力的な馬が多いが、そこで下手に考えて外すよりは、

馬複9ー13

の一点張りで潔く勝負したいと思います。個人の買い目では、押さえでワイドも買うと思います。(←全然潔くない)

 

<モリアテ教授の予想>

調教絶好 9、13

調教不調 12

◎7枠13番 タイトルホルダー

勝負馬券は13単複