粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

土曜中山第10R「中山大障害」(障害GⅠ)予想

愛知県安城市生活保護の申請に訪れた日系ブラジル人女性に、市役所の女性職員たちが「外国人に生活保護を受ける資格はない」とウソを言った挙句「入管行け」とか「早くブラジルに帰ればいい」とか暴言を吐いたらしい。

まあ、三河者ってヤツは

そういう……

(以下略。仕事上いささか含むところあり)

しかしショックだったのは、それに対するネットの反応。安城市役所の連中が正しいといった発言がやたら目につく。保護されるのは日本人(要は自分たち)だけでいい、外国人は本国に帰れという。カタールのワールドカップでゴミを拾う日本人サポーターたちが話題になりましたが、賞賛していた世界の皆さん、これがジャパニーズの本性です。お恥ずかしい限り。貧すれば鈍するとはこういうことか。というか、日系ブラジル人って、ブラジルに移住した日本人の血が混じってるんでしょ?生活保護目当てで一族まとめて来日してくるとんでもない中国人連中がいることは知っていますが、外国籍というだけでミソもクソも全部一緒くたにしてない?件の日系ブラジル人女性の事情、アンタらどれだけ知ってるのさ?私だって明日をも知れぬ貧乏人ですが、こんなさもしいネット民どものようにはなりたくない。

infact.press

www.kochinews.co.jp

ふと名古屋競馬場で目にした外国人の厩務員たちの姿を思い出しました。厩務員というのはキツイ、危険、汚いの「3K」の典型。かといって騎手のように目立つこともなく「縁の下」に徹する。本当に頭が下がります。それで中央競馬くらいお金が貰えればいいのですが、地方競馬は厳しい。だから日本人になりてがおらず、ここ数年外国人の姿が目立つようになった。笠松競馬にもインド人の厩務員がいたそうで、過去に新聞で紹介されていました。「日本は気に入っている。長く働きたい」と言っていたのですが、その後八百長問題が表面化。名古屋に移籍したか帰国したか。給料の大半を母国に送っていたそうですが、一部の日本人関係者のせいで活計を失ってしまった。南関はいざ知らず、それ以外の地方競馬場は外国人なしでは到底回らない。技能実習制度が典型ですが、キツイ仕事を押し付けた挙句、いざ困窮すると「保護されるのは純粋な日本人だけだ。日本国籍を持っていないヤツはとっとと本国に帰れ」ですか?

今の日本って17世紀初頭のスペインと似ているんです。スペインの凋落は別に「無敵艦隊」がイギリス海軍に敗れたからではない。領土のレコンキスタに留まらず、「魂のレコンキスタ」といわれるキリスト教純化政策によって非キリスト教徒たちを排斥した結果、労働力が激減し経済が低迷、大航海時代の頃の勢いを失い、衰退への一途を辿っていったのです。

 

死神「ところで今年は権兵衛サンタ、やらないの?」

カス「いやね、今やっても参加者集まらねえし。

軌道に乗ったら来年にも

『ダービーで権兵衛を倒せ!』を復活させようかな?

と思ってるわけよ。ちゃんと賞品も用意してるし」

死神「どんな賞品だよ?」

カス「エロ本自販機のプラモデル」

死神「…………」

 

jocr.jp

ちなみに「本の中身」はさすがにエロ本というわけにはいかないようで、ハセガワの1/12スケールのセクシーフィギュアシリーズの組み立て説明書。最近結構流行っていて、ホビーショップにも並んでいたりするけれど、これはさすがに塗装しなければならない。ネットオークションで丁寧に塗装された完成品が出品されていたりするけれど……。

 

中山大障害の予想を。

オジュウチョウサンのラストラン。気象予報では関東地方は幸いにも雪には見舞われないようで、おそらくレースが中止になることはないでしょう。

<逆神の権兵衛の予想>

絶対王者と呼ばれたオジュウチョウサンの、前走の大敗をどう見るべきか?大障害コースで好走歴ある馬が有利ではあれど、最近は中山初挑戦でもアッサリという馬もいて難易度が上がっている印象。こういう時には敢て四の五の考えずに

◎1枠1番 オジュウチョウサン(石神)

○5枠5番 ブラゾンダムール(西谷)

▲6枠7番 マイネルレオーネ(植野)

△7枠8番 ケンホファヴァルト(小牧加)

×2枠2番 ビレッジイーグル(大江原)

シンプルに春の中山GJの1~5着馬並べて買う手も有りか。馬券は、

1、2、5、7、8

の3連複ボックス計10点で参ります。オジュウチョウサン以外で決まれば結構おいしいのですが……。

 

<カスPの予想>

◎5枠5番 ブラゾンダムール

〇1枠1番 オジュウチョウサン

▲6枠7番 マイネルレオーネ

△7枠8番 ケンホファヴァルト

×2枠2番 ビレッジイーグル

面白味はないですが、権兵衛氏とほぼ同じ予想。オジュウチョウサンは昨年のこのレース、中山GJを勝ってはいますが、中山GJは2着馬とは0.2秒差。障害GⅠとしては僅差で、これまで際どい勝ちも度々あったのですが、さすがに11歳、セン馬ならともかく去勢していない牡馬だと衰えを疑ってしまう。昨年中山GJで馬券圏外に敗れたこともあり、やはりコースは全然違い、平地力がより重視されるコースとはいえ、東京HJ(障害GⅡ)で大敗したのは気がかり。

というわけで昨年のこのレースと今年の中山GJともに2着だったブラゾンダムールを本命に。勝つというより馬券圏内に残ってくれる可能性を考えて。

オジュウチョウサンだけでなく、植野貴也もこのレースが最後の障害GⅠ。障害では見慣れたベテランですが、意外にも障害GⅠ勝ちがない。マイネルレオーネは中山GJ3着でオジュウチョウサンとは0.3秒差と肉薄したのですが、オジュウチョウサン同様東京HJで大敗を喫している。最後に華を咲かせたのは馬ではなく人の方だったか!?…という結末も充分に考えられるのですが。

ケンホファヴァルトは昨年4着。ただ、オジュウチョウサンとは0.9秒差で、ちょっと離されている。今回は平地の3勝クラスを叩いて参戦。平地戦は12頭中10着でしたが、レースぶりは馬鹿にできないものがあった。問題は鞍上。小牧加矢太はテン乗りというだけでなく、今年デビューなので当然大障害コース初挑戦。期待半分不安半分。

穴馬に中山GJ5着ビレッジイーグル。前走イルミネーションJ(障害オープン)3着で、2着で今回出走するアサクサゲンキと同タイム。順調に叩いてここに来たという感じですが、勝ち負けまではちょっと厳しいか。今回も逃げの一手で、どこまで粘れるか。

ゼノヴァースら中山GJ組意外にも気になる馬もいますが、ここは大障害コースという特殊なコースだけに、実績ある馬を優先します。ゼノヴァースはどちらかというと平地力で勝負する馬っぽい。そういう馬が斤量3キロ増しで大障害コースというのは……今回完走できれば来年の中山GJということで。

買い目は5を軸に三連複1、2、7、8に流して6点。

それから馬単7→1、2、5、8で計10点。