日曜阪神メイン「朝日杯フューチュリティステークス」(2歳GⅠ)予想

今年の漢字は「戦」だそうで。特に今年前半はロシアとウクライナの戦争一色でした。後半は統一教会一色。私の中での今年の漢字は「転」。2014年のクリミア併合のときとは一"転"、プーチンもまさかこんな底なし沼に嵌るなんて露とも思っていなかったはず。自業自得とはいえ、覚めない眠りに就かない限り覚めない悪夢を見続ける。前回のサッカーワールドカップの開催国はロシアだったのに、今年は参加さえ許されなかった。プーチンは曲がりなりにも一代で築いたロシアという国家を一代ですべてぶち壊してしまった。そして安倍晋三の横死が、自民党を"転"覆させるようなとんでもないブラックボックスを開けることになるとは。3年前—2019年の今頃、コロナウイルスも含めてこんなことになるなんて誰が想像できたか？世の中何がきっかけで、どう転ぶかわからない。

自身については、多少の「転」はあったのですが、さほど深刻ではなく、考えようによっては"転"機になるかもしれないといったところ。むしろ世話になっていたある方が突然大きな病に罹ってしまい、仕事を廃業せざるを得なくなった。一昨年の12月はじめ頃、歴史作家・桐野作人氏の公演を聴きにご一緒したのですが……。

競馬の方はエリザベス女王杯の的中までは七"転"八倒。最後の漢字を「倒」から「起」に変えるべく、今回を含め残るGⅠ—地方、障害合わせて5つーを何とか当てたいところ。

朝日杯フューチュリティステークスの予想を。今回は混戦。比較的有力な馬とそうでない馬の境目がはっきりしているのですが、有力馬にも気性や距離適性等、ひっかかる点はある。おまけに雪にこそ見舞われなくて済みそうですが、馬場は幾らか重め残りっぽい。

＜逆神の権兵衛の予想。単勝人気とオッズは前日のもの＞

データでは前走1着馬が圧倒的に強い、といっても前走勝ち馬が10頭。そして先週の結果見ると、前走2着の4頭も無碍には出来ない混戦模様。臨戦過程もバラバラと2歳戦特有の難解さに加え、馬場まで微妙。無理を承知で悪魔に祈りを捧げつつ予想をば。

同距離の前走サウジアラビアRCが2番手先行して上り3F最速と隙が無い

◎1枠2番　ドルチェモア(坂井／1番人気　3.9倍)

が一応本命。以下新馬戦で上り3F33.1秒の末脚は怖い1戦1勝馬

○7枠14番　レイベリング(横山武／3番人気　5.8倍)

前走デイリー杯2歳Sは楽逃げした勝ち馬に迫る末脚に見所ある

▲6枠12番　ダノンタッチダウン(川田／2番人気　4.0倍)

あとは1Fの距離延長が課題も、外国人ジョッキーなら何とかしてくれるかもで

×4枠7番　オオバンブルマイ(ルメール／5番人気　10.0倍)

×8枠16番　コーパスクリスティ(イーガン／6番人気　13.8倍)

を押さえ、馬券は

2、7、12、14、16

の3連複ボックス計10点で参ります。大万馬券のオオバンブルマイで今年の馬券収支ドンデンガエシとならないものか…（←多分無理）

＜カスPの予想＞

◎6枠12番　ダノンタッチダウン

〇4枠7番　オオバンブルマイ

▲1枠2番　ドルチェモア

△2枠3番　オールパルフェ(大野／4番人気　8.1倍)

×3枠5番　バグラダス(吉田隼／11番人気　42.8倍)

同じ阪神芝1600メートルの、今年のマイルCS2着馬ダノンザキッドの弟ダノンタッチダウンを本命に。先週に引き続き川田の2歳GⅠ連勝なるかといったところ。ただ今日はメインで一番人気を吹っ飛ばし、大波乱を演出。同じコースで行われたデイリー杯2歳S(2歳GⅡ)では前残りの展開ながら、最後は差して勝ち馬に詰め寄って2着。今回前を走る馬が多く、展開的にも向きそう。ただ、仕上げは万全というわけではなく、素質に頼るところ大。

オオバンブルマイは京王杯2歳S勝ち馬。勝った2戦とも好位から差すというレースセンスを見せてくれている。中間の動きも絶好。1ハロンの距離延長を苦にしなければ。

ドルチェモアは桜花賞馬アユサンの息子。この馬も順調に仕上がった。ただ、父ルーラーシップはマイル向きの血統ではなく、その辺りどうか？

オールパルフェの前走デイリー杯2歳S勝ちは展開がハマったという印象で、今回おそらく外枠のフロムダスクが逃げてレースを引っ張る。今まですべて逃げてきた馬だけに番手以下でどうレースができるか？陣営はスタートの良さから結果的に逃げる形になっていて、本来番手以下でもレースは運べるとコメントしているし、前に行ってもそこそこの末脚は繰り出せる。ただ、テンションが上がる傾向もあり、他馬に先をこされてもムキにならなければ。

穴馬指名にバグラダス。新潟2歳S(2歳GⅢ)4着。ただ、これまで逃げ一辺倒だったのが、前走の1勝クラスで、好位で差す競馬で勝利。そのレースで破ったティニアの方が評価は高いみたいですが、私はこちらを選びます。折り合いはつき、展開に注文がつくような馬ではないそうなので、あとはこの相手関係でどこまでやれるか？新潟2歳Sの勝ち馬キタウイングが阪神JFで惨敗したのはちょっと引っかかりますが、こちらは1戦挟んでいるし、差す競馬もできたので新潟2歳より大きく成長したと捉えたい。

買い目は2、3、5、7、12の3連複ボックスで10点。最近ボックス買いばかりですが、◎〇▲に、3着までなら堅いだろうという確信が持てない。