粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜阪神メイン「秋華賞」(牝馬3歳GⅠ)予想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

百万年早いわ!

オリックスバファローズ日本シリーズ進出!

 

というわけで、秋華賞の予想を。(逆)神の予想を無料で。

<逆神の権兵衛の予想。単勝人気とオッズは前日のもの>

今年の3歳牝馬GⅠ上位勢が多く集まり、上り馬にも魅力的な馬が多数。実力差もそう無いと。あって、大半の馬は馬券圏内に入り得る難解な一戦。こういう時こそ大舞台での実績がモノを言う、と仮説を立ててまいります。

オークス2着、TR紫苑S勝ちと実績と臨戦過程に一番問題の少ない

◎4枠7番 スタニングローズ(坂井/3番人気 4.9倍)

が一応本命。それ以下は、骨折明け微妙も実績断然の

○5枠9番 スターズオンアース(ルメール/1番人気 3.3倍)

スタート課題もオークス掲示板に乗った実績で

▲4枠8番 ナミュール(横山武/2番人気 4.1倍)

△8枠16番 プレサージュリフト(戸崎/6番人気 19.4倍)

安定感イマイチも同じ条件の忘れな草賞とTRローズS勝ちが侮れない

×5枠10番アートハウス(川田/4番人気 6.3倍)

まで印を回し、馬券は

7、8、9、10、16

の3連複ボックス計10点で参ります。本日阪神競馬現地突撃して全36レース全て予想が外れ、8月の小倉のひまわり賞以降83連続予想が外れ続けているド壷な状況ですが、反面教師手お役に立てればサタンとしては幸いです。orz

 

<カスPの予想>

◎4枠7番 スタニングローズ

〇5枠9番 スターズオンアース

▲4枠8番 ナミュール

△5枠10番 アートハウス

△1枠1番 ウインエクレール(松岡/9番人気 30.2倍)

×6枠11番 エグランタイン(池添/11番人気 39.1倍)

3冠がかかるスターズオンアースですが、骨折明けというのが気になる。臨戦態勢は整っているようですが、それでも調整過程で他馬に較べると遅れはあるのでは?

オークス2着、紫苑S勝ちの薔薇族―もとい薔薇一族出身のスタニングローズを本命に。折り合いに課題ありそうな馬が多い中、この馬は安定して前々でレースを進められ、そのうえ末脚も持っている。むしろ鞍上が大舞台で人気を背負い、平常心で乗れるかどうか?

オークス3着でスタニングローズと同厩のナミュールはスターズオンアース同様秋はぶっつけ。どれだけ成長しているかでしょう。

アートハウスはオークスでは2番人気を背負いながら7着に敗れましたが、ローズSを勝利。育成牧場が充実してきたからか、最近は秋のクラシックも前哨戦を経ずにぶっつけ本番で臨む陣営が多いですが、やはりしっかりとトライアルを勝ち抜いてきた馬は尊重したい。

ウインエクレールスイートピーS(3歳牝馬リステッド)勝ちで、前走3勝クラス2着。阪神の経験はないですが、輸送のリスクを考慮して一週間前に栗東に入れた陣営の慎重さは好感が持てる。まだ成長途上で勝ち負けはどうか?ですがスイートピーSを勝って3勝クラスでもあと一歩だったのだから力はあるはず。先行力と最内枠をうまく嚙合わせることができれば3着に残れるかも。

エグランタインはローズS3着。阪神は(0.0.0.3)ですが、デビューから4戦は鳴かず飛ばず阪神の成績はそのときのもの。ところが5戦目に15番人気で勝ってから別馬のようになった。アートハウスから0.1秒差で2着サリエラ(今回出走せず)とは同タイムクビ差。ただ、ローズSの段階では道中スムーズさに欠けるところもあり、まだ伸びる余地を残していた。そこからどこまで上積みあるか?

買い目は7を軸に3連複1、8、9、10、11に流して10点。

阪神は昨年に続き2年目ですが、過去10年、そんなに荒れているわけでもない。比較的穏当な決着が多い。大振りのホームラン狙いではなく、1、11どちらかが絡めば2塁打……くらいで狙います。

 

<モリアテ教授の予想>

調教絶好 8・9
◎4枠8番 ナミュール

勝負馬券は8単複

岩手競馬「南部杯」回顧

        はやとのじょう

殿!吉田隼人尉の裏切りで

粕本集呆斎が討ち取られましたぞ!

    たけとよまる

殿!武豊丸が先頭に立って

ゴール

城門に迫ってきますぞ!

ちなみにカスPは晒した買い目以外にも3連単中心に更に10点追加買いして全滅。

 

10月10日の競馬の結果

岩手競馬南部杯」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 ハズレ

1着 4番カフェファラオ(1番人気)権〇

2着 8番ヘリオス(6番人気)カス△

3着 15番シャマル(3番人気)カス▲ 権×

勝ちタイム 1:34.6(不良)/昨年の勝ちタイム 1:35.3(アルクトス・不良)

コースレコード 1:32.7(2020年アルクトス)

 

……カフェファラオ、これまでの東京以外の体たらくは何だったのか?というくらいの完勝。ただ、ここから次はどうするか?このまま盛岡の「JBC」に行くにしても、果たしてスプリントの1200メートルかクラシックの2000メートルか?中央のGⅠに拘ってチャンピオンズカップかもしれませんが、2度挑戦して2度とも馬券に絡むことさえできなかった。ただ私、同じ中京でもシリウスSを勝っているのを見落としていた…。とはいえシリウスS勝ちを見落としていなくても、絶対に本命にはしなかった。やっぱり東京ダート1600メートル以外は信用できない。これは後になって気づいたのですが、東京と盛岡ダート1600メートルの共通点がもうひとつ。ワンターンであること。盛岡のダート1600メートルは奥深くのポケット地点からの発走。地方の砂が合う合わないというよりも、器用な馬ではないということか。

本命にしたソリストサンダーはこの馬にしては前々の番手で進んだが最後失速、掲示板にも残れなかった。昨年と同じ位置取りなら3着には残れたかもしれませんが、勝つことはできなかった。勝つ気でいるなら、馬場を鑑みれば前々にならざるを得なかったのでしょうが、結果として先行策はこの馬には合わなかった。

兵庫イグナイターは勝ち馬から0.2秒差4着。交流GⅠにしては薄いメンバーとはいえ、「JBC」の大舞台でも戦えることは証明できた。ただ、クラシックとスプリント、どちらに行くか?個人的には距離は長いですが、南関勢がスプリントほど層が厚くないクラシックの方がいいと思います。「JBC」と見せかけて、まさか11月29日の「笠松グランプリ」(1400メートル)なんてことはあるまいな……でも賞金1000万円は魅力のはず。名を取るか実を取るか?

2020、2021年と連覇したアルクトスは……このレースで引退。さすがに出走手当目当て東海勢2頭に先着されるという恥辱は免れた。

去る10月8日、「笠松競馬秋まつり」に行ってきました。この様子については、秋華賞の予想を挟んだ来週にでも。

岩手競馬「マイルチャンピオンシップ南部杯」(交流GⅠ)予想

ソフトバンクホークス

CS第1ステージ突破!

ドラゴンズファン(?)のあっしには関りのないことでござんす。

とはいえドラゴンズ、何故松田宣浩を獲らない?金で巨人には太刀打ちできない……って。そんなに青天井のマネーゲームになるような選手か?フロントがこんな体たらくでは来年のドラゴンズも先が見えたな、という感じ。またシーズン途中に「安物買いの銭失い」で役に立たない外国人選手を連れてきて、その年のオフに解雇するのが関の山。

 

マイルチャンピオンシップ南部杯の予想を。

ポスターの家紋は言うまでもなく盛岡藩南部家の家紋。1189年に源氏の一門である家祖南部光行源頼朝の奥州征伐で軍功を挙げ、今の青森県三戸町の平ケ崎城を本拠にしてから1869年の藩籍奉還まで700年近く、岩手県を治めてきました。

戦国時代末期には、一族で津軽地方を治めていた石川高信の子・信直が南部晴政の養嗣子に。ところが晴政に実子晴継が生まれると、次第に養父晴政との関係が悪化。信直の地位は危うくなり、暗殺の危険にすら晒されてあちこちに身を隠す羽目に。晴政死後、一説によれば晴継を暗殺して第26代の当主の座に就くも、実父石川高信を討って津軽地方を奪い取った大浦為信に外交で後れを取り、豊臣秀吉から為信への津軽安堵を許してしまったり、晴政・晴継派筆頭だった九戸政実の反乱を独力で鎮圧できず、秀吉の助けを仰ぐ等苦労しました。その後は九戸党と手を結んでいた伊達政宗に警戒しつつ領内の整備に腐心し、盛岡城を築くも、完成を見ないまま、関ヶ原の合戦前年の1599年死去。享年54歳。

そんな信直の生涯と同じくらい波乱がありそうな今年の南部杯。中央勢がどれも安定感を欠く。フェブラリーS制覇も、芝とダートをウロウロして成績が安定せず、盛岡も初めてのカフェファラオか?昨年の覇者だがフェブラリーS7着以来、8カ月ぶりとなるアルクトスか?……台風の目は「黒船賞」(高知)、「かきつばた記念」(名古屋)と交流GⅢを連覇してここに挑む兵庫イグナイター。地元勢ではマーキュリーカップ(交流GⅢ)3着だったヴァケーションがどこまでやるか?ただし今回は交流GⅠのうえに定量戦で斤量も3キロ増し。

ダート1600メートル。第12R。18:15発走。

 

<逆神の権兵衛の予想>

実績上位馬がや堅実さに欠け、新興勢力は当然実績面に劣る組合せで実績と勢いのどちらを重視するかが悩ましい。盛岡コースは他の地方コースよりスピードが求められ、雨の予報からもスピード勝負の予感。そしてリピーターが多いというレースの性格を踏まえて参ります。

 

実績を重視し、前走フェブラリーS凡走もその前の去年の当レースを勝ってる

◎5枠9番 アルクトス(JRA・田辺)

地方コース向くか疑問もフェブラリーS連覇の実績を一応尊重して

○2枠4番 カフェファラオ(JRA・福永)

決め手に欠ける感も中央、海外、地方問わず今年3走掲示板確保の堅実さで

▲1枠1番 ソリストサンダー(JRA・吉田隼)

を一応中心視。

紐には、距離延長?もオープン昇格後地方重賞4戦全て馬券内と堅実な

×8枠15番 シャマル(JRA・川須)

相手大幅強化も重賞連勝の勢い無視できない

×3枠6番 イグナイター(兵庫・田中)

今年のフェブラリーS5着とそれなりの実績あり、前走マイル戦3着と復調かも?な

×2枠3番 タイムフライヤー(大井・森泰斗)

を置き、馬券は

1、4、9の3連複ボックス(6点)

及び

1頭目3、6、15

2、3頭目1、4、9

の3連複1頭軸フォーメーション(9点)、計15点で参ります。そういえば、最近ダートが当たらない。(あ、芝も障害も。要は、全くダメ……orz)

 

<カスPの予想>

◎1枠1番 ソリストサンダー

〇3枠6番 イグナイター

▲8枠15番 シャマル

△4枠8番 ヘリオス(JRA武豊)

△5枠9番 アルクトス

×8枠16番 エアスピネル(JRA・富田)

 

本命は昨年3着のソリストサンダー。一番の懸念は鞍上。

イグナイターは「黒船賞」は別定56キロ、「かきつばた記念」はハンデ戦でも56キロを背負わされた。昨年の「兵庫GT」(交流GⅢ・3着)は52キロとハンデの恩恵がありましたが、近2戦連覇した交流重賞は入着した地方馬にありがちな斤量の恩恵がない。その両レースで抑えつけたヘリオスは、「黒船賞」の前の根岸S(中央GⅢ)でテイエムサウスダンに0.1秒差2着。そのテイエムサウスダンはフェブラリーS2着。

シャマルも「サマーチャンピオン」(佐賀・交流GⅢ)、「オパールS」(浦和・交流GⅢ)と交流重賞連覇。4走前は大井の「東京スプリント」(交流GⅢ)も制覇し、中央勢の中では一番安定している。ただ、距離は1400メートルまで。マイルのGⅠでどこまで?あと、前走が9月21日。間隔の短さがどう出るか?

ヘリオスは先述したように交流重賞にたて続けにイグナイターの後塵を拝している。その後「さきたま杯」(浦和・交流GⅡ)で5着敗退の後、いったん立て直しのため休養。笠松の「オータムカップ」で痛感しましたが、やはり鞍上は重要。どう考えても距離が合わない馬を名古屋のトップジョッキー・岡部誠が勝利に導いた。JRAの騎手の中では、やっぱり武豊が一番恐い。月曜日の中央の騎乗を蹴ってここに来た。

アルクトスは昨年覇者。フェブラリーSの結果はあまり気にする必要もなく、むしろ昨年より上。ただ、昨年は「さきたま杯」の勝利を挟んでいますが今年はフェブラリーSからぶっつけ。地方のイグナイターも含めた有力勢はどれも一休止入れてここに臨んでいますが、それでも8カ月は一番長い。

エアスピネルは昨年6着なれど砂の深いインを走った。今年は大外。「さきたま杯」は4着ですが、それほど離されて負けたわけではない。上手く立ち回れば一撃はある。

一番取捨選択に悩むのがカフェファラオ。東京ダート専門。盛岡は左回りで直線も長いのは東京と似た条件なのですが、砂は東京より深いし坂もある。大井、船橋、中京と地方競馬場、左回りでも坂のあるコースでは悉く惨敗(新馬戦で中山を勝ってはいるけれど)。ここは敢えて切って挑みます。

買い目は3連複で1を軸に6、8、9、15、16に流して10点。

それから3連単フォーメーション1→6,15→6、15、16で4点。馬連1、6、15のボックスで3点。計17点。

中央の京都大賞典は買わずにここで勝負します。

笠松競馬「オータムカップ」回顧

10月6日の競馬の結果

笠松競馬「オータムカップ」…ハズレ

1着 10番ロッキーブレイヴ(5番人気)

2着 7番アンタンスルフレ(2番人気)◎

3着 8番ウインハピネス(3番人気)〇

勝ちタイム 2:06.3(良)/昨年の勝ちタイム 2:03.1(テーオーエナジー・良)

コースレコード 2:00.3(1985年ボールドマックス)

 

明日から日曜日まで仕事続きで更新する時間がないので、今日のうちに反省しておこうかと。

ロッキーブレイヴは鞍上岡部は恐かったのですが、良績は1400~1500メートルばかりで2000メートルになると顕著にダメだったので切りました。ところが今回は3コーナー回ったところでも充分余裕が感じられ、2着馬に2馬身半つける快勝も納得。どこにそんなスタミナがあったんだ?勝因は私が切ったからだとしか思えない。とはいえ良馬場にしてもタイムが遅過ぎる。過去9年で1番遅いレースで2020年の2:04.6(不良)。今回3着だったウインハピネスが勝った2019年で2:01.2(稍重)。今回6着だったタイセイメガロスが勝った9月9日「東海クラウン」で2:04.8(稍重)。ウインリベルタが先頭だったものの積極的に引っ張るという形でもなく、ミドルディスタンスを得意としているとは思えないロッキーブレイヴでも何とかなったペースということか。これをもってロッキーブレイヴが強いとは言い難く、1400メートルはともかく、「東海菊花賞」に出てきても果たしてどうか?しかも今年から2100メートルだし。

私の本命アンタンスルフレはいいんだけど……レースセンスもいいんだけど……決め手不足なのかな。

今回はっきりわかったのは、今後暫く笠松の重賞は名古屋、他地区の馬に全部持って行かれるなということ。古馬の大将格ウインハピネスは重賞だと毎度同じようなレースの繰り返し。後方から最後は伸びてくれるけれど結局届かない。3歳の若大将イイネイイネイイネは何故か1番人気だったのですが6着。古馬重賞らしい時計勝負だとついてきけないかもとは思いましたが、この程度の時計のレースで6着だとダメヨダメヨダメヨ。成長してくれないとこの先厳しい。

笠松競馬「オータムカップ」予想

10月4日の競馬の結果

金沢競馬「白山大賞典」…三連複2,250円&馬単2,100円的中(10点)

1着 4番ケイアイパープル(2番人気)◎

2着 9番ラーゴム(4番人気)×

3着 1番カフジオクタゴン(3番人気)〇

勝ちタイム 2:13.1(良)/昨年の勝ちタイム 2:10.3(メイショウカズサ・不良)

コースレコード 2:10.3(2021年メイショウカズサ)

 

ブログリニューアルで初的中。とはいえ昨日のブログの閲覧数を見て苦笑。まあ、2カ月以上音信不通の末ひっそり再開したのだからさもありなん。そんな中見てくれたごく僅かな方々が私の拙い予想を参考に馬券を当ててくれれば本望。ただ、ラーゴムを穴馬扱いしていたから、私の予想から三連単を導くのは難しかったとは思います。道中好位に位置していたケイアイパープルは、先頭に躍り出るのがちょっと早いのでは…と思ったのですが、よく後続の追撃をかわしきった。カフジオクタゴンは出脚で躓いた。交流重賞でも道中緩い流れになる2100メートル戦で、東海公営の馬はいないも同じなんだから実質上は少頭数のレースで、致命的なロスにまではならないだろう…と思いがちですが、大井のセイカメテオポリス同様、小回りで236メートルの直線で出遅れは致命的でした。カフジオクタゴンは早く押し上げた分最後脚がなく、直線でラーゴムに再度かわされ、セイカメテオポリスは上がり最速で脚を伸ばしたときには大勢は決していた。

 

笠松競馬「オータムカップ」の予想を。

私はネットで購入する専門紙はエース―現地に行ったときは気分次第でエースと東海半々―なのですが、エースを選ぶ一番の理由は「うまやのニオイ」という紙面コラム。これがささやかな楽しみでした。ところが今年は笠松はそのコラムがなかった。最近復活したのですが、何か以前と違って面白い面白くない以前に、コラムにすらなっていない。昨年まで書いていた人が引退したのかもしれませんが、岐阜新聞webの「オグリの里」にその原因を知るヒントが記されていました。

笠松競馬再開から1年、ファンに支えられ「再生への道」 | 岐阜新聞Web (gifu-np.co.jp)

この記事の後半部分。まあ笠松の事務方というのは相変わらず「事なかれ主義」から脱却できないらしい。「公正確保」という錦の御旗を掲げて厩舎関係者や騎手たちへの取材を極端に規制し、結果トラックマンたちが往生こいているようで。

自分がいる間は面倒事に巻き込まれるのはイヤだ、面倒事が起きるなら自分がいなくなった後にしてくれ……という考えが長期間蔓延した挙句、取り返しのつかない八百長問題を引き起こし―現に事務方連中の殆どが処分"相当"―即ち離任した後だったので実際処分はされなかった―、起こったら今度は途端に閉鎖的になる。自分がいる間現場関係者を隔離しておけば、少なくとも「自分がいる間」は面倒事は起こらないだろう。考え方の根本は八百長事件前と何ら変わっていない。

閉鎖的になれば問題が起きる可能性は減るが外に向けての情報発信力も落ちる。「公正確保」は無論最重要事なれど、そのために何もかも犠牲にしていいわけではない。厳重な監視体制を敷くだけなら大して頭は使わない。公正を確保しながら尚且つ外部へ積極的に競馬場の魅力をアピールするのが頭を使う仕事。名古屋にも言えることだが、馬さえ走らせておけばネット販売で幾らでもカネが転がり込んでくる、と頭の中がバブル時代化していないか?と。確かにここ数年売り上げは好調ですが、そんな状況いつまで続くのか?

10月8日の土曜日に競馬場でこういうイベントがあることをどれだけ告知しているのか?

個人的に一番怖いもの見たさ与田剛トークショー。まさかドラゴンズファンから「与田のときの方がまだマシだった」などという声を聞くことになるとは。おそらくは根尾が話題になるのでは?投手にするにしても、先発にしたいのかセットアッパーにしたいのか?先発陣の最後のひとりが勝野、上田、笠原どれもいまひとつなだけに……。

 

本題の予想を。1900メートル。第10R。15:50発走。

◎6枠7番 アンタンスルフレ(名古屋・丸野)

〇6枠8番 ウインハピネス(大原)

▲8枠12番 サンライズハイアー(金沢・吉原)

△8枠11番 イイネイイネイイネ(渡邊)

△5枠5番 フューリアス(金沢・青柳)

×4枠4番 タイセイメガロス(今井)

 

金沢からの遠征馬、中央や南関から転入したばかりの馬等、力関係を測るのが難しく、結構混戦模様。

その中で本命には名古屋のアンタンスルフレ。南関から移籍初戦の「名港盃」で2着。中央デビューして3戦はひどいものでしたが、名古屋に移籍して連勝、その後南関に移籍して更に3連勝。クラスがクラスとはいえ、地方移籍後の掲示板外が4戦前のみ。4歳だし、賞金の高い南関でまだ稼ごうと思えば稼げるところを再度名古屋に来た。南関で更に上を狙えたかといえば微妙なところもあるので、ここで確勝級とか東海の重賞欲しいがまま…とまでは言いませんし、「名港盃」もそれほど強調できるようなメンバーではなかったのですが、手堅さを買って。

対抗ウインハピネス。いつも後ろからですが、着実に末脚を繰り出してくれる。ただ脚質的に重賞クラスになると展開で勝ちきれないことも。メンバーを見るに、そんなに速い展開にはならないと思いますが、それがこの馬にとって良いかどうか?あと鞍上。「くろゆり賞」のインシュラーでの駄騎乗っぷりはトラウマ。軸にして結果掲示板外しても、仕方ないと思えるレースはありますが、あのレースは「これが笠松のベテランの騎乗か」と天を仰いだ。挽回してもらいたいところですが、暫くはトラウマは消えない。

逆に鞍上でサンライズハイアーを単穴に。兵庫での成績だと、ここではどうか…?なのですが、金沢に来て開花。兵庫は1230~1400メートルで惨敗続きだったのですが、金沢で1700メートルを使って躍進。テンからスピードが出るタイプではないようで、距離が伸びて持ち味を発揮できるようになったか。1900メートルで更に持ち味が活きるか?

笠松の3歳馬筆頭イイネイイネイイネは「東海ダービー」でタニノタビトと激戦を演じましたが「岐阜金賞」でまた差をつけられた。その東海三冠馬タニノタビトが岩手の「ダービーグランプリ」で6着。全国区では通用しなかった。はじめての古馬との対戦ですが、メンバー的には自身の力を測るには適当。ここで通用しないようだととてもじゃないが東海の外には出られない。

フューリアスは中央2戦クラスで頭打ちとなり金沢に。タイセイメガロスも南関からの移籍ですがやはり中央2戦クラスから。後者に関しては笠松転入初戦に「東海クラウン」でライジングドラゴンを撃破しているので、地元の上のクラスではやれることを証明しましたが、そこから更に上にいけるかここが試金石。

 

買い目は7を軸に三連複4、5、8、11、12に流して10点。他に地元馬で伏兵っぽいのもいて、荒れる可能性も。展開的にはそれほど縦長にはならず、道中探り合いの末決め手勝負になってくるのでは。

金沢競馬「白山大賞典」(交流GⅢ)予想

10月2日の競馬の結果

中央中山「スプリンターズS」…カスPハズレ/逆神の権兵衛ハズレ

1着 2番ジャンダルム(8番人気)

2着 7番ウインマーベル(7番人気)権×

3着 6番ナランフレグ(5番人気)

1番人気から3番人気までが

あれじゃあ萎えるよ。

馬券は波乱でしたがカスP権兵衛の勝負は順当な結果。

 

金沢競馬「白山大賞典」の予想を。2100メートル。第11R。16:10発走。

地元金沢からは「利家盃」、「百万石賞」と重賞を連覇したハクサンアマゾネスが吉原鞍上で参戦。地元金沢では(16.2.2.1)という成績で、うち15勝は吉原とのコンビ。地元最強馬ではあれど、そこで唯一馬券にならなかったレースが金沢開催の「JBCレディスクラシック」。最初の頃よりメンバーはマシになっているとはいえ、あのメンバーで11着では……せめて休み明け緒戦でなければ。東海クラシック三冠馬タニノタビトの「ダービーグランプリ」(岩手)での結果が物語っているように、東海北陸とそれ以外では随分と差がついてしまっている。今回名古屋から1頭、笠松から2頭が参戦していますが、はっきり言って数合わせ。

従って中心はやはり中央勢と珍しく金沢に来た南関馬セイカメテオポリス。

 

◎4枠4番 ケイアイパープル(JRA・藤岡康)

〇1枠1番 カフジオクタゴン(JRA・岩田康)

▲6枠7番 ブリッツファング(JRA・池添)

△3枠3番 セイカメテオポリス(大井・本田)

×7枠9番 ラーゴム(JRA・鮫島駿)

3歳馬に注目が集まるでしょうが、敢えて本命は古馬のケイアイパープル。交流重賞でも中央の重賞でも崩れない。1番人気で4着に敗れた岩手の「マーキュリーカップ」(交流GⅢ)は急遽鞍上が主戦の藤岡康から地元の山本政聡に替わったが、その山本が素人目でもわかるような下手を打った。適鞍に戻って見直したい。金沢は初めてですがコース的には盛岡よりも合うのでは?

3歳馬カフジオクタゴンレパードS(中央3歳GⅢ)勝ち。3走前の大敗はアクシデントで度外視していいでしょうが、陣営は小回り適性にはあまり自信はない様子。今回最内に入ったのと、スタートが決して速くないのがどう出るか?中央勢では最も軽い斤量53キロは魅力。

同じくブリッツファングが「JDD」(大井・3歳交流GⅠ)3着。早めに前に出た分勝ち馬に標的にされてしまったがそれでも0.2秒差。当時はまだ完成したとはいえなかった。夏を挟んで「JDD」以来の実戦となりますが、将来を問ううえで大事な一戦。

イカメテオポリスは4走前「ダイオライト記念」(船橋・交流GⅡ)で勝ち馬から0.7秒差5着。地元の重賞戦線でトップクラスと互角に渡り合ってはいるものの勝ちには至らず。中央のオープンクラス相手に勝ち負けを演じられるかは微妙なれど上位に食い込む可能性はある。

ラーゴムは今年からダート転向。福島のOP戦を勝っているものの、ダートで覚醒…というわけでもなく前走プロキオンS(中央GⅢ)は大敗。まだ「お試し期間中」みたいなところはある。福島のときのようにすんなり先行できればあるいは……というところもあるのですが。

 

買い目は4を軸に三連複1、3、7、9に流して6点。それから馬単4→1、3、7、9で4点。計10点。

日曜中山メイン「スプリンターズS」(GⅠ)予想

燃える闘魂

元気があれば馬券も当たる!

アントニオ猪木氏のご冥福をお祈りします。

 

スプリンターズSの予想を。

<逆神の権兵衛の予想。単勝人気とオッズは前日のもの>

グランアレグリアのような絶対王者が不在。新進気鋭の3歳馬に今年調子を上げてきたメイケイエールらをどう評価すべきか?土曜に同じコースで行われた勝浦特別(2勝クラス)が前残り決着など前が残る傾向があることを踏まえて…

レコードVの前走セントウルSと実力トップ級、前に行けるし雨もなさそうで馬券にはなるだろう

◎7枠13番 メイケイエール(池添/1番人気 2.3倍)

が軸に最適。

相手は、桜花賞3着以降スプリント路線に切り替え1、3着と着実な

○5枠9番 ナムラクレア(浜中/2番人気 3.7倍)

初のスプリント戦なのは気になるが、最上位のGⅠ実績は侮れない

▲8枠15番 シュネルマイスター(横山武/3番人気 7.8倍)

HペースのセントウルSで道中2番手から2着粘り込みの先行力怖い

△4枠8番 ファストフォース(団野/14番人気 75.2倍)

先行力あって古馬との2Kの斤量差生かすともしかしたら、の狙いで

×4枠7番 ウインマーベル(松山/7番人気 18.4倍)

×1枠1番 テイエムスパーダ(国分恭/8番人気 19.4倍)

と流し、馬券は

軸13

相手1、7、8、9、15

の3連複1頭軸流し計10点で参ります。2022年下半期は、ホークスの甲斐捕手の成績を超えたいところですが・・・(打率.181)

 

<カスPの予想>

◎5枠9番 ナムラクレア

〇7枠13番 メイケイエール

▲6枠12番 ヴェントヴォーチェ(西村/5番人気 17.1倍)

△8枠15番 シュネルマイスター

△4枠8番 ファストフォース

×2枠4番 ダイアトニック(岩田康/11番人気 50.5倍)

 

3歳牝馬に賭けるというのも冒険ですが、メイケイの馬が中京以外、しかもGⅠで勝つイメージが浮かばない。というわけでナムラクレアを本命に。古馬相手の函館SS北九州記念(ともにGⅢ)ともにハイペースで結果を出している。函館SSは50キロという軽斤量にも助けられましたが、ペースが速くなる傾向があるこのレース、古馬相手のハイペースに順応できるのは心強い。

ヴェントヴォーチェは4走前に同じコースの春雷S(リステッド)でその後CBC賞北九州記念と重賞を連続2着したタイセイビジョン相手に圧勝。ムラ駆けっぽいところがありますが、出脚がスムーズなら。

シュネルマイスターは実績はメンバー随一。1200メートル戦が合うかどうかがすべて。人気しているだけに切るのも一手なれど、そろそろ横山弟の逆襲が始まりそうな……。

穴馬にこのレースと相性の良いミスプロ系のロードカナロア産駒2頭のファストフォースとダイアトニック。ロードカナロアはこのレースを連覇。このレースで活躍した産駒は2019年3着、2020年2着のダノンスマッシュか(ただし昨年は1番人気を背負いながら6着)。ダイアトニックは高松宮記念安田記念と2戦連続14着ですが着順ほど差は大きくない。いい枠を引いたのでスムーズに先行できれば。

買い目は3連複9を軸に4、8、12、13、15に流して10点。

 

<モリアテ教授の予想>

調教絶好 9
◎7枠13番 メイケイエール
勝負馬券は【9】単複。