粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

笠松競馬「オータムカップ」予想

10月4日の競馬の結果

金沢競馬「白山大賞典」…三連複2,250円&馬単2,100円的中(10点)

1着 4番ケイアイパープル(2番人気)◎

2着 9番ラーゴム(4番人気)×

3着 1番カフジオクタゴン(3番人気)〇

勝ちタイム 2:13.1(良)/昨年の勝ちタイム 2:10.3(メイショウカズサ・不良)

コースレコード 2:10.3(2021年メイショウカズサ)

 

ブログリニューアルで初的中。とはいえ昨日のブログの閲覧数を見て苦笑。まあ、2カ月以上音信不通の末ひっそり再開したのだからさもありなん。そんな中見てくれたごく僅かな方々が私の拙い予想を参考に馬券を当ててくれれば本望。ただ、ラーゴムを穴馬扱いしていたから、私の予想から三連単を導くのは難しかったとは思います。道中好位に位置していたケイアイパープルは、先頭に躍り出るのがちょっと早いのでは…と思ったのですが、よく後続の追撃をかわしきった。カフジオクタゴンは出脚で躓いた。交流重賞でも道中緩い流れになる2100メートル戦で、東海公営の馬はいないも同じなんだから実質上は少頭数のレースで、致命的なロスにまではならないだろう…と思いがちですが、大井のセイカメテオポリス同様、小回りで236メートルの直線で出遅れは致命的でした。カフジオクタゴンは早く押し上げた分最後脚がなく、直線でラーゴムに再度かわされ、セイカメテオポリスは上がり最速で脚を伸ばしたときには大勢は決していた。

 

笠松競馬「オータムカップ」の予想を。

私はネットで購入する専門紙はエース―現地に行ったときは気分次第でエースと東海半々―なのですが、エースを選ぶ一番の理由は「うまやのニオイ」という紙面コラム。これがささやかな楽しみでした。ところが今年は笠松はそのコラムがなかった。最近復活したのですが、何か以前と違って面白い面白くない以前に、コラムにすらなっていない。昨年まで書いていた人が引退したのかもしれませんが、岐阜新聞webの「オグリの里」にその原因を知るヒントが記されていました。

笠松競馬再開から1年、ファンに支えられ「再生への道」 | 岐阜新聞Web (gifu-np.co.jp)

この記事の後半部分。まあ笠松の事務方というのは相変わらず「事なかれ主義」から脱却できないらしい。「公正確保」という錦の御旗を掲げて厩舎関係者や騎手たちへの取材を極端に規制し、結果トラックマンたちが往生こいているようで。

自分がいる間は面倒事に巻き込まれるのはイヤだ、面倒事が起きるなら自分がいなくなった後にしてくれ……という考えが長期間蔓延した挙句、取り返しのつかない八百長問題を引き起こし―現に事務方連中の殆どが処分"相当"―即ち離任した後だったので実際処分はされなかった―、起こったら今度は途端に閉鎖的になる。自分がいる間現場関係者を隔離しておけば、少なくとも「自分がいる間」は面倒事は起こらないだろう。考え方の根本は八百長事件前と何ら変わっていない。

閉鎖的になれば問題が起きる可能性は減るが外に向けての情報発信力も落ちる。「公正確保」は無論最重要事なれど、そのために何もかも犠牲にしていいわけではない。厳重な監視体制を敷くだけなら大して頭は使わない。公正を確保しながら尚且つ外部へ積極的に競馬場の魅力をアピールするのが頭を使う仕事。名古屋にも言えることだが、馬さえ走らせておけばネット販売で幾らでもカネが転がり込んでくる、と頭の中がバブル時代化していないか?と。確かにここ数年売り上げは好調ですが、そんな状況いつまで続くのか?

10月8日の土曜日に競馬場でこういうイベントがあることをどれだけ告知しているのか?

個人的に一番怖いもの見たさ与田剛トークショー。まさかドラゴンズファンから「与田のときの方がまだマシだった」などという声を聞くことになるとは。おそらくは根尾が話題になるのでは?投手にするにしても、先発にしたいのかセットアッパーにしたいのか?先発陣の最後のひとりが勝野、上田、笠原どれもいまひとつなだけに……。

 

本題の予想を。1900メートル。第10R。15:50発走。

◎6枠7番 アンタンスルフレ(名古屋・丸野)

〇6枠8番 ウインハピネス(大原)

▲8枠12番 サンライズハイアー(金沢・吉原)

△8枠11番 イイネイイネイイネ(渡邊)

△5枠5番 フューリアス(金沢・青柳)

×4枠4番 タイセイメガロス(今井)

 

金沢からの遠征馬、中央や南関から転入したばかりの馬等、力関係を測るのが難しく、結構混戦模様。

その中で本命には名古屋のアンタンスルフレ。南関から移籍初戦の「名港盃」で2着。中央デビューして3戦はひどいものでしたが、名古屋に移籍して連勝、その後南関に移籍して更に3連勝。クラスがクラスとはいえ、地方移籍後の掲示板外が4戦前のみ。4歳だし、賞金の高い南関でまだ稼ごうと思えば稼げるところを再度名古屋に来た。南関で更に上を狙えたかといえば微妙なところもあるので、ここで確勝級とか東海の重賞欲しいがまま…とまでは言いませんし、「名港盃」もそれほど強調できるようなメンバーではなかったのですが、手堅さを買って。

対抗ウインハピネス。いつも後ろからですが、着実に末脚を繰り出してくれる。ただ脚質的に重賞クラスになると展開で勝ちきれないことも。メンバーを見るに、そんなに速い展開にはならないと思いますが、それがこの馬にとって良いかどうか?あと鞍上。「くろゆり賞」のインシュラーでの駄騎乗っぷりはトラウマ。軸にして結果掲示板外しても、仕方ないと思えるレースはありますが、あのレースは「これが笠松のベテランの騎乗か」と天を仰いだ。挽回してもらいたいところですが、暫くはトラウマは消えない。

逆に鞍上でサンライズハイアーを単穴に。兵庫での成績だと、ここではどうか…?なのですが、金沢に来て開花。兵庫は1230~1400メートルで惨敗続きだったのですが、金沢で1700メートルを使って躍進。テンからスピードが出るタイプではないようで、距離が伸びて持ち味を発揮できるようになったか。1900メートルで更に持ち味が活きるか?

笠松の3歳馬筆頭イイネイイネイイネは「東海ダービー」でタニノタビトと激戦を演じましたが「岐阜金賞」でまた差をつけられた。その東海三冠馬タニノタビトが岩手の「ダービーグランプリ」で6着。全国区では通用しなかった。はじめての古馬との対戦ですが、メンバー的には自身の力を測るには適当。ここで通用しないようだととてもじゃないが東海の外には出られない。

フューリアスは中央2戦クラスで頭打ちとなり金沢に。タイセイメガロスも南関からの移籍ですがやはり中央2戦クラスから。後者に関しては笠松転入初戦に「東海クラウン」でライジングドラゴンを撃破しているので、地元の上のクラスではやれることを証明しましたが、そこから更に上にいけるかここが試金石。

 

買い目は7を軸に三連複4、5、8、11、12に流して10点。他に地元馬で伏兵っぽいのもいて、荒れる可能性も。展開的にはそれほど縦長にはならず、道中探り合いの末決め手勝負になってくるのでは。