粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

笠松競馬「ぎふ清流カップ」予想

6月19日の競馬の結果

浦和競馬「さきたま杯」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 ワイド170円的中(1点)

1着 7番レモンポップ(1番人気)カス◎ 権◎

2着 5番イグナイター(3番人気)カス▲ 権〇

3着 2番シャマル(2番人気)カス〇

三連複330円、

三連単900円のレースなんぞ、

ハズしても悔しくないわ!!!

(負け犬の遠吠え)

大富豪です。

すいません。

5-7のワイドが170円に

なってしまったのは、

私が1億円突っ込んだからです。

せめて7→5→2の3連単1点だけでも、リスクヘッジとして抑えておくべきでした。アランバローズが逆噴射覚悟で逃げに打って出る―そんでもって見事に逆噴射―のは想定外とはいえ、南関の交流重賞では、こういう馬は結構出てきたりする。シャマルがハナを取れなかったのは痛恨。それで後方からのイグナイターにあっさり抜かれず、最後まで競ったのは評価すべきでしょうが、やはりすんなりハナに立てないと一線級相手では厳しいということ。

 

話コロッと変わって「ミセス・グリーン・アップル」というバンドのMVの一件。昨今のポリコレ風潮に異を唱える私からしても、あのMVは問答無用にアウトです。私はウクライナ戦争で、中米南米が、欧米ほどこの戦争に積極的に関与したがらないのは、ロシアを厳しく糾弾しているのが「西欧」であり、あまり「西欧」の味方はしたくないという気持ちがあるからでは?と思うのです。だとしたら、その根源はコロンブスにあるでしょう。ウクライナ戦争は「西欧的価値観」と、それに対するアンチテーゼという一面もあります。憎らしいことにプーチンはそれをしっかり読んでいる。その一方で中米南米がイスラエルに対して、足並み揃えて欧米よりもはるかに厳しい態度を取るのは、イスラエルが「西欧」の一員と見做されているから。もしかしたらコロンブスユダヤ人説も関係しているかも?現代は、20世紀に絶対的なものと崇められていた「西欧的価値観」の是非を巡って世界が分断されているといってもいいでしょう。そんな中、「西欧的価値観」の象徴ともいえるコロンブスたちが、こともあろうに虐殺を繰り返したカリブ海を思わせるような島を舞台に、類人猿を調教しているようなシーンを演出していれば、「歴史」を知る者からすれば、自分で頭からガソリンかぶって……としか言いようがない。

とはいえ私個人は、あまりバンドは責められない。「歴史」に興味ある人間でなければ、クリストファー・コロンブスの暗黒面はあまり知らないと思います。塾講師だった時代も、アメリカ大陸を発見した”以降”のことは教えませんでした。「ミセス・グリーン・アップル」のメンバーがどちらかといえば「歴史」に疎いと思えるのは、MVの中でコロンブスの他に、ナポレオンとベートーベンが一緒にいることでもわかります。「英雄」という曲にまつわる有名なエピソードを知っていれば、この同時代人を仲良く一緒にさせることはおかしいと思うはず。そして「歴史」に疎ければ、20世紀の「西欧的価値観」に従うまま、こういったMVを作ってしまうのです。

彼らを無知だと責めるのは簡単なれど、「歴史」というものは興味ある人以外には結局は勉強の科目に過ぎないのが現実。歴史上の人物や事件は、興味ない人には私にとっての元素記号や数式と同じです。そんな中で最初から目を背けたくなるような「真実」ばかりを教えていれば、誰もが「歴史」から遠ざかってしまう。かといって「真実」を教えなければ、歴史修正主義者に都合よく操られるばかりになってしまう。「歴史」というものは非常に厄介なものなのです。ちなみにあえて歴史に括弧をつけたのは、私がこのブログやもうひとつのブログで蘊蓄披露する、戦国時代や三国志のような趣味の分野とは一線を画すものだから。

ただ、これはあちこちで言われているのですが、バンドはともかく、MVが世に出るまで、誰もストップをかけられなかったのか?ということ。別段小難しい本を読まなくても、昨今コロンブスの評価が変わっていることや、彼の銅像を破壊する運動があちこちで起こっていることは、普段ニュースに接している人は気づくはず。それに放映当時結構話題になり、地上波でも放送された映画「1492コロンブス」(1992年)を視たことある人がいれば、「あれ?これっていいのか?」と疑問に感じるはず。それがすんなり通ってしまうところは、日本を明治維新以降現在に至るまで束縛し続けている「西欧的価値観」から、未だ逃れられていない証左なのでしょう。それともメンバーである大森元貴のように、心のどこかで「まずいかも」と思いながらもズルズル……を関わった人全員が共有していたのかも。

そういえばガンダムにも「コロンブス」とか「マゼラン」とか名付けられた戦艦があるけれど……如何せん1979年のアニメだし。

 

笠松競馬「ぎふ清流カップ」の予想を簡単に。1400メートル。第10R。15:55発走。

ここでも高知の馬が攻め込んできた。リケアサブル。兵庫の重賞を連勝。「兵庫CS」は7着に終わりましたが、それでも勝った中央馬から1.7秒差。このメンバーなら勝ち負けレベル。休養明けで態勢は整っていても、ここを目標に…というわけでもなさそうなので隙があればその臨戦過程ですが、東海勢を含めた他のメンバーも、「東海優駿」で距離を敗因に挙げている馬が、大幅な距離短縮で…とか、時期的なものもあって最初からここを目指して…という馬はあまり見られない。夏が本格派する前にもうひと稼ぎしておきたい、というのが各陣営の本音では?

◎7枠9番 リケアサブル(高知・吉原)

〇2枠2番 ダイジョバナイ(兵庫・大山)

▲6枠7番 ミトノウォリアー(愛知・岡部)

△7枠8番 コールミーメイビー(愛知・今井)

△4枠4番 ワラシベチョウジャ(渡邊)

×7枠10番 バインドロック(兵庫・丸野)

 

ダイジョバナイの先行力も魅力ですが、交流重賞の「兵庫CS」では9着。7着のリケアサブルの方が道中前を進み、最後も0.7秒差をつけられている。ここは助平心を出さず堅実にリケアサブルを本命に。姫路、園田の重賞を連勝する前は地元でなかなか勝てないレースが続きましたが、3走前、4走前の相手は圧倒的強さで「高知優駿」を制したプリフロオールイン。この馬は「隠し玉」のようにまだ高知から外に出ていないのですが、外に出ているリケアサブルら、プリフロオールインより下の馬たちが、兵庫を自分のとこの庭のように好き放題やっているのだから、今の高知は恐ろしい。兵庫より更に下の東海は草刈り場同然。

ミトノウォリアーは同じ笠松1400メートルの「新緑賞」を勝利。確かに「東海優駿」より距離は短い方がよい。コールミーメイビーは1600メートルの「クイーンC」を勝利。ただ、間隔が詰まったレースが続いているので上積みは望めない。それでも現状維持ができていれば上位を期待できます。「新緑賞」でミトノウォリアーの、「クイーンC」でコールミーベイビーの、それぞれ2着だったワラシベチョウジャも展開次第では。穴馬は、当初からここを狙ってきたバインドロック。成績は目立ちませんが、ここを狙っていただけあって仕上がりの良さが目立つ。

買い目は9を軸に三連複2、4、7、8、10に流して10点。