粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜中京メイン「金鯱賞」(GⅡ)予想

中京の金鯱賞の予想を。5月だったり12月だったり時期がコロコロ変わったのですが、2017年からは3月に固定し、大阪杯の前哨戦的役割に。

目玉は昨年の菊花賞を圧勝したドゥレッツァなのですが、不安要素もある。3歳時に新潟で古馬相手に勝ってはいるものの3勝クラスで55キロ。今回59キロ背負わされた。圧勝した菊花賞とはまるで舞台が違う。こうやって色々と難癖つけると、却ってあっさり勝たれてしまうこともある。

 

◎5枠7番 ヤマニンサルバム(三浦/3番人気 8.0倍)

〇3枠3番 ドゥレッツァ(ルメール/1番人気 1.9倍)

▲4枠4番 プログノーシス(川田/2番人気 3.3倍)

△6枠9番 ノッキングポイント(戸崎/4番人気 10.6倍)

△7枠11番 エアサージュ(池添/6番人気 20.3倍

×6枠8番 バラジ(菅原明/11番人気 127.4倍)

(単勝人気とオッズは前日のもの)

確かにドゥレッツァやプログノーシスは強そうですが、ヤマニンサルバムに絶好の条件。このレース、過去10年で先頭で逃げた馬が馬券に絡んだこと6回。昨年は4番人気7着でしたが、勢いが違う。先行有利の開幕週の馬場は、金曜日に天気が一時崩れてどうかと思ったのですが、土曜日には持ち直し、日曜日も時計が出る良馬場間違いなし。エアサージュとの兼ね合いが鍵ですが、向こうはおそらく行く気満々。向こうより枠が内寄りであることも活かして機先を制することができれば重賞連勝が転がってくる。逆に三浦がヘンに控えれば厳しくなるかも。前が止まらない馬場なのだから、多少の先行争いも覚悟で攻めの騎乗を期待したい。中京は(5.0.0.1)と、昨年の金鯱賞以外はすべて勝利。

プログノーシス天皇賞秋3着馬で昨年覇者。陣営は良化途上であると控え目ですが、完全でなくても、とりあえず力が出せる状態ならば、無様な競馬はしないはず。

ノッキングポイントは菊花賞は不利があった。斤量54キロとはいえ新潟記念を勝っている。血統的に距離も中距離向き。ここで真価が問われる。

エアサージュは過去4戦、2着に敗れたレースの勝ち馬3頭中2頭はその後重賞勝ち。残る1頭も昇級初戦の京都記念でそこそこの走りを見せている。前走破った馬もその後すぐ3勝クラスを突破。昇級初戦とはいえ、うまく先手を取れればこの相手でも上位入線以上が期待できるかも。

バラジは去勢明け初戦。とはいえ去勢前の2戦、重賞でそこそこの走りを見せている。去勢休養明けとはいえ、追い切りの動きは悪くない。展開がもつれれば出番あるかも。

 

買い目は7を軸に三連複3、4、8、9、11に流して10点。

それから馬連11-3、4、7、8、9で5点。計15点。

 

過去10年ハナに立って逃げた馬が6回馬券に絡んでいますが、道中ハナと2番手両方が絡んだのは2018年のみ。おそらくヤマニンサルバム、エアサージュのどちらかがハナ、どちらかが番手の可能性が高い。2頭両方が馬券に絡んでくれる可能性は……?

 

日曜日、最後の武士沢チャレンジ。土曜日はワカメチャンの5着が最高。

中山2R 3歳未勝利 インヘリタンスエス(手塚厩舎・これまで4走すべて武士沢で前走4着)

中山3R 3歳未勝利 テイエムエール(石栗厩舎・前走川崎の交流競走で地元中越が乗り9着)

中山5R 3歳未勝利 オリジナルオリジン(水野厩舎・前走デビュー戦で武藤が乗り13着)

中山8R 1勝クラス リネンマンボ(粕谷厩舎・前走武士沢が乗り9着)

中山9R 房総特別(2勝クラス) ピンクジン(南田厩舎・前走黛が乗り6着)

中山12R 1勝クラス キーチズカンパニー(小手川厩舎・前走武士沢が乗り11着)

 

この中で可能性ありそうなのは第2Rのインヘリタンスエスと、第9Rのピンクジン。ピンクジンは2走前に1勝クラスを勝ち、昇級初戦で6着。クラス慣れしていれば。