粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜中京メイン「セントウルステークス」(GⅡ)予想

孤高の詩人「ガムテープ男」の御息女が、アニメに主演されたそうで。しかもちゃんと物語に絡む名前のあるキャラクター。「シンカリオン」って子供の間で物凄く人気のある作品なんです。エンディングテーマはTHE ALFEEだし。アニメを視てみたけれど、今のロボットって子供向けでも凄く凝っているな。

ゲーム会社の方と新作ゲームについて話をするとき、時折声優さんの話も時折聞いたりするのですが、制作サイドがこのキャラクターには絶対この人、という拘りがない限り、基本オーディションです。ちょっと前に「シンカリオン」のエンディングテーマを歌っているTHE ALFEE高見沢俊彦のラジオ番組に、日高のり子がゲスト出演していたのですが、声優になった当初は、配役をオーディションで決めるという声優の世界に「何て公平な世界なんだろう」と感動したが、今は「この齢になってもまだオーディションを受けなければならないのか!?」らしい。そう思うと、「ドラえもん」とか「サザエさん」とか、長く続いている作品で特定の配役を持っている人は強いな、と。

声優といえば少し前に田中敦子氏が逝去。この人は世界的に絶大な評価を博したアニメ「攻殻機動隊」の主人公・草薙素子役で有名ですが、私の中では洋画や海外ドラマの吹き替えの印象が強かった。いつかもうひとつのブログで紹介したいエロゲ「DESIRE 背徳の螺旋」の、コンシューマー版にも出演していました。コンシューマーといってもセガサターン版は18禁だし。全年齢版はSWITCH(2019年)やPSVita(2017年)でグラフィックの解像度を上げたうえ、新規の描き降ろし画像も加えてリニューアルリリース。「EVE ghost enemies」(2022年)をクリアすると「DESIRE」が全編プレイできるという、過去にフルプライスで買った人が怒るような特典がありますが、「EVE ghost enemies」にも田中氏は出演していました。

 

只今原稿執筆最中なので、セントウルSの予想は簡単に。年によって阪神だったり中京だったりしますが、今年は中京。中京開催もだいぶ続き、芝コースは内側がかなりひどい状態に。一方の中山は開幕週ということで高速決着が予想されますが、中京はパワーがあるか、それとも馬場のマシなところを立ち回れる人馬の器用さを要します。ここ5年の開催は中京、阪神コースは違えど前々でレースを運ぶ馬が結果を出していて、直線の長い中京でも直線に入ったところで10番手以下の馬は馬券に絡んでいません。

 

◎4枠7番 ヨシノイースター(丸山/7番人気 10.1倍)

〇7枠13番 ピューロマジック(横山和/1番人気 4.6倍)

▲7枠15番 アサカラキング(斎藤/8番人気 13.5倍)

△8枠18番 ママコチャ(鮫島駿/5番人気 9.2倍)

△3枠5番 サウザンサニー(菱田/9番人気 14.4倍)

×3枠6番 ジョウショーホープ(西村淳/11番人気 38.0倍)

(単勝人気とオッズは前日もの)

 

ピューロマジックが1番人気。3歳馬で勝った北九州記念から斤量は変わらず53キロ。ただ、どうも気性的に難しいところがあり、同枠にやはり闘争心をむき出しにしそうな同型アサカラキングがいる。テイエムスパーダも去年の再現を狙っているだろうし、行った行ったと簡単に行くかどうか…。

そこで、番手で上手く立ち回れそうなヨシノイースターを本命に。前走北九州記念でピューロマジックに0.1秒差2着。それ以前にもトウシンマカオやサトノレーヴといった重賞ウィナーと互角に戦っている。

ママコチャは昨年スプリンターズSを勝っているのですが、今年の高松宮記念の大敗のせいか評価を落としている。その前の阪神Cも1番人気で5着だったし…。ただ、一旦落ちてもその後巻き返して波に乗った経験のある馬。ここで上昇気流に乗ってもおかしくない。大外18番枠が吉と出るか凶と出るか?

サウザンサニーは昇級初戦の函館SSで4着。普通ならオープンでいけるとそのまま使い続けるのですが、一旦休ませた。その甲斐あってか調子は良さそう。完全な追い込み馬だけに傾向としては消しなのですが、道悪になっていそうだから敢えてここを狙ってきたというのが面白い。前が崩れて出番があれば。

ジョウショウホープは昇級初戦。相手も大幅強化されましたが状態は今が一番いい。追い切りでラスト11.1秒(ウッド)は光るものがある。相手的にも脚質的にも敵失待ちの面なきにしもあらずですが、人気勢それぞれどこか弱点を持っている。この馬の競馬をしてあとはどこまで。

 

買い目は4を軸に三連複5、6、13、15、18に流して10点。