大井競馬騎手で同競馬場の騎手会長・和田譲治が調整ルームで携帯電話を使用したとして30日間の騎乗停止。最初は6月30日に船橋で発覚し、そのときは「目覚まし時計代わりに使っていた」と弁明していた(10日間騎乗停止)のですが、その後大井競馬が調べたところ、22回にわたって競馬関係者などと交信していることが発覚。大井競馬開催期間中での交信みたいなので、船橋のときの弁明が虚偽だったのかどうかは現時点ではわかりません。交信相手が具体的にどんな人物で、どんな交信をしていたかは不明。もし大井競馬の調教師や厩務員、同僚騎手であれば同時にその人物も処分されるはず。他の3場の関係者だった場合はその主催者に処分を委ねる。和田だけ処分しても、交信の相手が明かされないままでは公正競馬の根幹が揺らいだままなのですが、その辺りお東京シティお競馬様は如何なされる御所存で御座いませうか?「大物馬主だからその点はどうかご勘弁ください」とお正直にお泣きをお入れなさったら如何で御座いませう?
揺るがしても30日程度の根幹だから
多分もう腐っているのでしょう。
角田大河の件で、弥富のハラスメント大王・岡部誠の方が悪質だと述べましたが、もうひとつ、競馬の公正を歪めた者の方が悪質。言うまでもなく競馬が成立する大前提を覆すのだから。笠松競馬から追放された連中のほうが角田よりはるかに悪質だった。笠松は関わった人数が多かったこともあり、大きな後遺症を残しながらも大手術を行ったが、大井は和田ひとりだからとそのまま逃げきる御所存か?まぁ、JRAは170人の助成金不正受給事件で逃げ切りましたし。
誰も待ってはいないけれど、
2か月ぶりに帰ってきました。
7、8月と2か月間、1円も馬券を買いませんでしたが、9月に入っていよいよ馬券解禁です。新潟記念の予想を。
注目されているのが、51年ぶりの3歳牝馬勝利か?といわれているライトバックでハンデ52キロなのですが、過去10年で53キロ以下の馬は連対していません。新潟記念というと、阿鼻叫喚の武士沢友治アルコセニョーラ(ハンデ52キロ)が印象に強いですが、2008年でもう16年前の話。2008年といえば「カスP」が誕生した年。紆余曲折ありながらも今も細々とやっております。近年はむしろ重ハンデの実績馬が結果を出している傾向。
過去10年、外枠(7、8枠)が複数頭3着内に入っている年が5回あり、馬場の内側が荒れてきているからか、全体的に外枠有利の傾向。ただ、気をつけないといけないのが、2016、2017、昨年以外の7回は、内だろうが外だろうが同じ枠の馬が2頭、3着以内に絡んでいます(2016年は8枠→7枠で決まっている)。つまり本命馬と同じ枠に入っている馬はヒモに欠かせないということ。2015年、同じ2枠の勝ち馬パッションダンスが6番人気で3着ファントムライトが13番人気、2018年は同じ5枠の2着メートルダールが6番人気、3着ショウナンバッハが13番人気。2021年は同じ8枠の勝ち馬マイネルファンロンが12番人気で2着トーセンスーリヤ3番人気。同じ枠で人気薄馬が一緒にやってくることも普通にあります。ただ、今年は12頭立てのため、1~4枠は単枠。1番人気の2番ライトバックも単枠。ということは、ライトバックを軸馬にした場合、3連系なら残り2頭は5枠より外の同枠馬である可能性が高い…とはいえ、12頭立てはここ10年で最低頭数だけにこの傾向は度外視してもいいかも。それでも2018年は今年より1頭多いだけの13頭立てですが、先述したように同じ枠の馬が2着、3着に入線しています。
あと過去10年のうち、2014~2018年の5年は1番人気が4回馬券に絡んでおり、2番人気は1回しか馬券に絡んでいないのですが、2019~2023年は逆に1番人気が1回も馬券に絡んでおらず、2番人気が4回馬券に絡んでいる。5年ごとに傾向が変わっているので、今年は1番人気、2番人気どちらなのかわかりませんが、1番人気、2番人気両方が馬券圏内に入ったのは2016年のみ。1番人気キングズパレスと2番人気ライトバックが両方馬券圏内に入る可能性は低い?もしかして、2024年からは3番人気のターンかもしれません。ちなみに1番人気、2番人気ともにとんだのは2015年と2022年の2回。
◎7枠9番 キングズパレス(松岡/1番人気 3.6倍)
〇2枠2番 ライトバック(坂井/2番人気 3.8倍)
▲8枠12番 レッドラディエンス(戸崎/3番人気 5.2倍)
△8枠11番 エーデルブルーメ(川田/5番人気 8.7倍)
△4枠4番 シンリョクカ(木幡初/7番人気 28.0倍)
×7枠10番 バラジ(菅原明/11番人気 60.5倍)
(単勝人気、オッズは前日のもの)
本命はキングズパレス。新潟大賞典2着。七夕賞では同じ斤量でレッドラディエンスに敗れましたが今回レッドラディエンスは1.5キロ増え、ハンデ的には有利に。新潟は(0.1.0.1)と新潟大賞典2着しか実績はなく、特筆するほどではないにせよ、東京が(1.5.0.1)なだけに、陣営が言うように左の大回りはベストということか。ただこの馬、ハマりすぎていて、何となく〇明の罠っぽい気がしないでもない。
対抗にライトバック。これまで同世代の牝馬としかやり合ったことがなく、内枠ということもあり揉まれてどうか?という懸念もありますが、12頭立てという小頭数は幸いかもしれません。
レッドラディエンスはトップハンデ58.5キロ。過去10年に58.5キロという馬はいない。もうちょっと遡って2010年まで調べたけれどいない。昨年の負担重量の変更が影響しているのでしょう。重賞ひとつ勝っただけでここまで背負わされると、確かに桜花賞、オークスともに3着のライトバック52キロが裸同然に思える。ただ、3走前の3勝クラスで58キロ背負って勝っているので、所謂カンカン負けはないと思います。問題は他馬との差でしょうが、ライトバック等一部に随分恵まれた馬がいるだけで、この馬だけズシリと背負わされた感じでもない。
エーデルブルーメはマーメイドS2着。その前走と同じ斤量54キロ。枠としては恵まれた。
シンリョクカは阪神JF2着馬。以降も牝馬限定戦ならGⅠでも結構頑張っている。4月の福島牝馬Sで骨折、競走中止になりましたが、順調に回復し、態勢は整っているようです。新馬戦を除けば唯一の牡馬相手である日経新春杯で53キロながら結果を出せなかったので54キロでも力関係がどうか?ですが、見方を変えればまだ1走しかデータがなく、前々走くらい走ってくれれば上位進出もあり得る。陣営は高速決着を嫌がっていますが、明日そんなに馬場が渋らなくても時計は要するでしょう。
穴馬指名はバラジ。本命と同枠です。ブービー人気ですが、前走目黒記念も56キロと今回と同じ斤量で勝ち馬から0.4秒差。新潟巧者としてセレシオンが人気ありますが、全体を通して見れば人気ほどの実績はなく、それなら(2.2.0.1)と実はセレシオン以上に新潟に実績あるこの馬の方が面白い。唯一の新潟馬券圏外が昨年のこのレースで5着。鞍上も菅原明良と意外に(?)いい騎手を確保できた。
買い目は9を軸に三連複2、4、10、11、12に流して10点。