今、芸人について2つの大きな話題があるようで。
ひとつは「とにかく明るい安村」が、権威あるイギリスの芸人オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で大健闘したこと。ユーチューブで番組の模様を見ましたが、満場スタンディングオベーションだった。私が意外だったのは、裸芸が大ウケしたこと。私が記憶にあるのは江頭2：50がトルコでやらかした裸芸騒動。当時はまだエルドアンの支配下ではなく、日常生活までイスラム教の戒律に縛られている環境ではなかったが、それでもあわや死刑とまでいわれる大騒動に。キリスト教のイギリスも、天宇受売命(アメノウズメ)のストリップダンスで神々が大盛り上がりした日本と違って、裸芸に免疫がない。おそらく最初に「安心してください。履いています」と、絶対に性器が見えないことを強調したことで、裸芸を笑ってもいい空気を会場に作ったのだと思います。
あと、「Don't worry, I'm wearing」と安村の言葉に観客が「パーンツ！！！」と応える。英語ではwear(着る、身に着ける」は他動詞で、文法上はその直後に目的語(何を身に着けているか)が必要となる。まァ、それは日本語も同じなのですが、日本人は目的語は結構省略することがある。敢えて省くことで、隠れた言葉を却って強調する表現手法。ところが件のステージでは、観客が合いの手のように目的語を補完するするという現象が起こり、場が更に盛り上がる。これは安村も計算していなかったはず。蛇足かもしれませんが、wearは進行形が作れない状態動詞ではないのですが、「I wear」でも「履いて”います”」という進行形と同じ意味で使える。
もうひとつは「オリエンタルラジオ」の中田という芸人が松本人志を批判したこと。松本があちこちの芸人の賞レースの審査員になっていることから、参加者が松本の笑いに合わせないといけないとか何とか。私はお笑いに疎く、お笑い番組をまったく視ないので、「オリエンタルラジオ」の芸も、松本人志がどういう芸風を好むのかもわからない。だから中田の批判が正鵠を射ているのかとんだ的外れなのかわからない。中田という人が、普段からあちこち相手かまわず噛みつく芸人なのかもしれませんが、何にせよこの騒動自体には殆ど関心がありません。
ただ、アマゾンプライムで、友人に勧められて見させられた、芸能人たちが集まって互いに芸を披露しあい、最後まで笑わなかったら莫大な賞金がもらえる……という松本人志企画の番組は笑えないどころかドン引きした。私のブログ、更にはニコニコ動画の作品を昔から視てくれている人はわかりますが、私も裸芸、下ネタは大好き。ニコニコ動画の時代はそれで悪名を馳せた(?)。とはいえさすがに名の売れた一端の芸人が全裸で勃起したチ〇コを晒したり放尿したり、性的マッサージの物真似をしたり、果てはチ〇コの皮に物を包んで遊ぶとか……とにかくチ〇コいじってばかり。これが松本人志の好む芸風……ではないと思いたい。
6月4日の競馬の結果
中央東京「安田記念」……逆神の権兵衛 三連複2,290円的中(10点)／カスP 三連複2,290円的中(10点)／モリアテ教授 ハズレ
1着 18番ソングライン(4番人気)権〇 カス〇
2着 4番セリフォス(3番人気)権◎ カス◎
3着 14番シュネルマイスター(1番人気)権▲ カス△
私と権兵衛氏、ともに的中したのはいつ以来？ちなみにこの画像、以前使ったときは権兵衛氏、万馬券を的中させた。今回は配当安いけれど、それでもハズれるのとは雲泥の差。
ソダシとジャックドールはいつもの競馬でしたが、展開が向かなかったか。ただ、ジャックドールは初めてのマイル。今回危うく私と権兵衛氏の馬券をパーにしかけた4着ガイアフォースは昨年菊花賞で1番人気(結果8着)だったのが、マイラーズCで2着。陣営はレース前、マイルの流れに慣れたはずだとコメントしていた。ジャックドールがこれからどこに行くかはわかりませんが、もしかしたらマイル慣れして、次回は結果を出すかもしれません。
私がこっそり期待していたのはナランフレグ。とっても期待していたのはナランフレグ。ネットオークションで欲しいものがあり、ナランフレグと丸田がそれを買ってくれるのではと期待していた―昔、名古屋競馬のポスターで、ブランドものを身につけた女性を背景に「欲しいものは、みんな馬が買ってくれた」というフレーズがあった―。だけど見せ場もへったくれもないブービー負け。追い込み馬で4角15番手なのはシュネルマイスターと同じだったのですが……どうしてここまで結果に差がついてしまうのか？やっぱりマイルは合わないのか？
