粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

競馬は「禍福は糾える縄の如し」。

12月4日の競馬の結果

中央中京「チャンピオンズカップ」…カスP 3連複14,020円的中(10点)

逆神の権兵衛 ハズレ/モリアテ教授 ハズレ

1着 5番ジュンライトボルト(3番人気)カス◎ 権▲

2着 10番クラウンプライド(4番人気)カス▲ 権◎

3着 3番ハピ(6番人気)カス△

 

PK戦で3回も相手に止められりゃあ…

これは運としか言いようがない。

スペイン戦は「三國志Ⅲ」やっていてまったく見ていないのですが、クロアチア戦はNHKのラジオで最後まで聴いていました。私も逆神なのかもしれない。

サッカーでなく競馬では、昔は日本馬がドバイワールドカップ凱旋門賞に挑戦するとなると、ワクワクしたもので、アジュディミツオーが挑戦した2005年ドバイワールドカップなんかは、ネットで必死こいて生で映像を視たのですが、映像が粗いうえ、枠順と馬番が一致せず、日本語ではないので何が何だかわからなかった。今は大レースなら馬券を買うことさえできるのに、まったく興味なし。ヴィクトワールピサドバイワールドカップを勝ち、シーマクラシックなら普通に日本馬が勝つようになった。凱旋門賞オルフェーヴルが2年連続2着等、射程圏内に入ったことで、そのうち社台の良血馬が獲るんじゃないの?という気持ちになって関心が薄れたことがあります。手が届かない遠い夢だからロマンを感じる。ワールドカップも困難で遠い夢だから熱くなれる……といっても4年に1回だからなァ……ベスト8に進出したとき、果たしてそれを生きて見られるのかどうか。30代に入ったばかりの頃、サッカー通の友人に、日本がベスト4に入るのを生きている間に見るのは無理、などと言われてもあまりピンと来なかったのですが、今だと何となくその言葉に現実味を感じる。そんな齢になってしまったということ。

 

閑話休題。これでエリザベス女王杯から中央、地方6連勝……なのですが、実はこのブログ、全然閲覧数が少ない。一日の閲覧数がどれくらい少ないかというと、YOUTUBEの、ガムテープ男の詩の朗読動画の再生数と同じくらい少ない。娘さん(森風子・池原千夏役)が声優として出演している動画とは比較にならないほど少ない。


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まあその数少ない閲覧者の方がほくほくになってくれれば何より……とはいえ、万馬券マイルCSはミスでレース前に予想UPができず、エリザベス女王杯ジャパンカップと地方2レースは堅い配当だから、ホクホクとはいかないか。

実は3着のハピは同じ末脚勝負のサンライズホープと迷った。ハピはGⅢも勝ちきれない割に意外と人気があり、ここで不調の私だったらオッズの妙味につられてサンライズホープを選択し、最後天を仰いだはず。ハピの横山典はドスローの展開を読んで前々でレースを運ぶ。結果は3着と相変わらずの善戦でしたが、ペースも手伝って末脚はしっかり繰り出している。これまではGⅢだったのが今回はGⅠ。前走は「よく頑張ってるよ」と相変わらずのコメントだった横山典でしたが、まだ3歳馬だけに「来年、再来年と時間が経てばすごいことになる」と、今回は結構饒舌にコメントしたようで。ちなみに馬名はエジプトのナイル川の神。ナイル川そのものが神格化され、人の形を得たもの。

勝ったのはジュンライトボルト。先行勢で上位を占めた中、後方から一気に差し切った。勝負どころで進路がなかなか開かず、決してスムーズなレースではありませんでしたが、進路を得てからは鮮やかでした。鞍上石川は「兵庫ジュニアグランプリ」で、将来を有望視されたトレドが競走中止、その後安楽死という辛い目に遭ったが、初のGⅠ戴冠。「禍福は糾える縄の如し」とはまさにこのことでしょう。その言葉、私にも当てはまる。馬券で好調な分、どこかで落とし穴が待っている。とはいえまだ天皇賞秋までの負け分を取り戻していないのですが……。