粕本集呆の「競馬の花道」

カスPこと粕本集呆と逆神の権兵衛による、日本で唯一、当たらないことを"売り"にしている競馬予想ブログ。

日曜阪神メイン「マイルチャンピオンシップ」(GⅠ)予想―実は土曜日にアップした”はず”のもの―

笠松競馬がまた競馬場外での放馬事故をやらかした。幸い一般町民に被害はなかったものの、厩務員2名負傷。通りを競走馬が渡る光景はある意味名物となっていたし、私も車で競馬場に向かう途中、係員に停められて、目の前を競走馬が引かれていったことがありました。珍奇な光景で面白いけれど、やはり危険であることには違いない。競走馬たちはエクスペリテやウィニー(笠松誘導馬で、呆れるほどにおとなしい)のようにはいかない。

この状況の改善については施設改修の過程で、最優先で取り組むはずだったのですが、八百長事件の影響で先延ばしになり、今もまだ移転用地の確保の問題で難航しているらしい。というか、それって言い訳では?むしろ開催自粛中に進めておけばよかったのでは?と思ったのですが。別に廃止などという話は、外野の中央重賞しか買わないような連中はともかく、内部からは一切出て来なかったわけだし。理由をつけてやらない、先延ばしにするという役人体質はホント何とかならないものか。

 

レーンが6番枠とか6枠だったら面白かった(?)のですが、騎乗するセリフォスは5枠10番。ちなみに666という数字は20世紀はじめにイギリスの魔術師アレイスター・クロウリーが生み出したセレマ思想と関係しているのではと。

 

マイルチャンピオンシップの予想を。

リピーターが強いレースで、ここ10年でも

ダノンシャーク 2013年3着 2014年1着

フィエロ 2014年2着 2015年2着

イスラボニータ 2015年3着 2016年2着

ペルシアンナイト 2017年1着 2018年2着 2019年3着

インディチャンプ 2019年1着 2020年2着

グランアレグリア 2020年1着 2021年1着

昨年勝ち馬グランアレグリアはもう引退しましたが、2着馬シュネルマイスター、3着馬ダノンザキッドは出走。ダノンシャークのように3着の翌年勝つ馬もいるので、この2頭には注意が必要。

あと馬場が相当荒れている。先週のエリザベス女王杯の時点で既に顕著でしたが、日曜日に雨が降る可能性が高い。内の差し馬は厳しいかも。更に難しいことに、今回荒れ馬場巧者といえる馬が見当たらない。悪い馬場でも走ってくれるかどうか見極めることが重要。

 

<逆神の権兵衛の予想。単勝人気とオッズは前日のもの>

過去2年はグランアレグリアいて非常に予想しやすかったが今年は上位拮抗のメンバー構成。実績馬と上り馬が近走で接戦を繰り広げており、どっちを上位に取るか?も難しい。やっぱり今週も外人かな?という気がしないでもないが…

 

芝マイルGⅠ近3走3、2、2着と手堅い

◎2枠4番 シュネルマイスター(ルメール/2番人気 5.3倍)

を前走スプリンターズS無視して本命。NHKマイルCでの勝ち時計が安田記念と遜色ない

○8枠15番 ダノンスコーピオン(川田/5番人気 8.0倍)

先物買いで相手に指名。

この2頭を軸にし、牝馬限定とはいえマイルGⅠを3戦して全勝は評価したい

×3枠6番 ソダシ(吉田隼/1番人気 4.0倍)

外国人騎手でGⅠ好走の傾向ある

×3枠5番 サリオス(R・ムーア/3番人気 5.9倍)

GⅠを2戦して共に4着とあと一歩も、レーン騎手で一押し効けば、で

×5枠10番 セリフォス(レーン/6番人気 8.5倍)

富士S4着も差は小さく、機種変更がいい方向に向けば怖い

×5枠9番 ピースオブエイト(C・デムーロ/12番人気 57.9倍)

前走京成杯AHで初重賞制覇と実績見劣るも阪神8戦して3着内7回のコース適正買って

×8枠17番ファルコニア (池添/11番人気 50.9倍)

を相手に、馬券は

軸4、14

相手5、6、9、10、17

の3連複2頭軸流し計5点に、ワイド4-15を押さえに入れた計6点で参ります。せめてワイドだけでも当たって(特券買っておいて)元金回収できれば…(常に弱気)

 

<カスPの予想>

◎5枠10番 セリフォス

〇8枠15番 ダノンスコーピオ

▲3枠6番 ソダシ

△3枠3番 ダノンザキッド(北村友/9番人気 28.8倍)

△6枠11番 ソウルラッシュ(松山/4番人気 7.5倍)

×6枠12番 ホウオウアマゾン(坂井/13番人気 69.4倍)

 

ダミアン様に魂を捧げます。ダイワメジャー産駒は道悪は得意。それにこの馬は阪神芝1600はデイリー杯2歳S(2歳GⅡ)を勝っていて、朝日杯FSも2着。NHKマイルは4着でも勝ち馬から0.3秒差、安田記念も4着ですが0.1秒差。瞬発力勝負も得意で、このコースにはピッタリ。

そのセリフォスをNHKマイルで破っているダノンスコーピオンはその前のアーリントンカップ(3歳GⅢ)で阪神芝1600を勝っている。ロードカナロア産駒も道悪は得意な方。富士Sではセリフォスに破れましたが0.1秒差。互角といっていいでしょう。

ソダシはマイルは得意。前2走の敗戦を、マイルじゃないからと考えるか調子が下降気味と捉えるかでしょう。ダートを走る血統だし、自身フェブラリーS3着の実績がある。今年こそ5着でしたが昨年の札幌記念(GⅡ)を勝っていて、スピードがあり、更に力を要する馬場は歓迎のはず。

昨年の上位馬では、安田記念は6着だったものの勝ち馬から0.2秒差で、以降も堅実に走っているダノンザキッドの方を。毎日王冠(GⅡ)でも、レコード勝ちのサリオスに0.2秒差3着。ただ、内枠だけにスタートで後手を踏んで馬群に包まれると厳しい。積極的な競馬をして欲しいところ。

ソウルラッシュは富士S(GⅢ)でセリフォスから0.1秒差2着。血統的にもパワータイプで重めの馬場はむしろ歓迎のクチでしょう。

逃げるのはおそらくホウオウアマゾン。有力勢の多くが馬場に苦労すれば逃げ粘れるかも。昨年も逃げて5着。安田記念は12着でしたが勝ち馬から0.5秒。スワンS(GⅡ)の大敗で評価を下げているのかもしれませんが実績的にはここでも見劣りはしない。

買い目は10を軸に三連複3、6、11、12、15に流して10点。ちゃんと6と6枠2頭(11,

12)を買い目に入れております。

 

<モリアテ教授の予想>

調教絶好 6

調教不調 14

◎3枠5番 サリオス

勝負馬券は5単複